黒部湖〜針ノ木岳西尾根〜ビョウブ尾根下降

日程
2001年3月14日(水)〜18日(日)
メンバー
(無所属東京在住関西人)西田重人、他1名
記録
(無所属東京在住関西人)西田重人
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


こんにちは。西田@無所属東京在住関西人です。

 先週、針ノ木西尾根に行ってきましたので下記簡略に報告します。
 なお、廣川さん、及び黒部湖の状況につき個別にアドバイス下さった方々に御礼申
し上げます。

1)期 日:01/03/14(水)〜 01/03/18(日)
2)メンバー:西田+1
3)行動概要:
  (3/14 快晴)
 「アルプス」で大町着。ゆっくり準備して、爺南尾根に入ると言う2人Paと日向山
ゲートまでタクシー相乗り。ゲートからも既に道は完全に露出しており、プラ靴が痛
い。3時間強でダム着。
 黒部湖に落ちている西尾根の末端から取付く。1600m付近まで西田はスノーシ
ュー(樹林帯急斜面湿雪では使えませんね、以後下山までお荷物に)、相棒はワカン
でラッセルし幕営15:30。気温が異常に上がっている。

 (3/15 暴風雨+雷 のちミゾレ+強風) 
 発達した日本海低気圧が寒冷前線を伴い通過。雪に変われば少しでも動こうと思っ
ていたが、結局沈澱となる。強風・融雪・雪崩・波浪の注意報が終日発令されていた。

 (3/16 快晴)
 12時間行動で2100mJP、第1岩壁、2240m台地、第2岩壁、ドームと越え
て行き、2350mのコルで幕営17:00。特に第2岩壁、岩は聞きしに勝るグラ
グラボロボロでチョック類が有効。ピトンは使えない。ツアッケでスタンスを壊す前
に体を上げる、というガレキ登りとなる。
 湿雪のツボ足ラッセルは疲れたが、景観は終日最高!言うことなし。

 (3/17 曇〜ミゾレ〜風雪)
 南〜西の生ぬるい風が吹き始めている。いきなりノコギリ状岩稜(ごく小さいもの
も含めると岩峰は7つほどあり)から始まり、II峰を越え、正午前に針ノ木岳山頂着
。気温は異常に上がり、南方の北鎌が見えなくなったと思う間もなくミゾレが降り出
す。天気の周期が速い。
 視界も悪くなり、ビョウブ尾根下降点は探すのに手間取る。やっと赤テープの巻か
れた潅木を発見、ここが下降点と結論し下降に移るが、腰まで没する雪崩れそうな雪
面と意外に複雑な地形、さらに風雪で雪面の境界が見えず緊張する。この下降が今回
の核心であった。この日も12時間行動の末、ズブ濡れになって扇沢に到着17:3
0。2人ともこれ以上は歩きたくない状態。

 (3/18 ミゾレ〜晴)
 プラ靴が当たって痛む足を引きずり、日向山ゲートへノロノロ下山。途中、爺南尾
根に入る男女2人Paと会う。この日は同東尾根や鹿島東面にも複数Pa入ったようだ。
ゲートには登山者のものと思われる車が4〜5台あった。開いたばかりの大町温泉、
そして大町駅前台湾料理屋経由帰京。

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西田重人(NISHIDA Shigeto)


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