尾白川下流域/錦の滝・ベータルンゼ

      
日程
2001年2月10日(土)〜11日(日)
メンバー
(韮崎白鳳会)クニさん44歳、植松さん40歳、亀田君27歳、杉47歳
記録
(韮崎白鳳会)杉
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


2001年2月10日〜11日<日向山錦滝とベータルンゼアイスクライミング> 
 
      
1概要
錦滝近くで砂防堰堤の工事がある関係で、日向山林道の除雪も済んでいて
アプローチの苦労なくアイス三昧の2日間を楽しめた。

2記録
  <メンバー> クニさん44歳、植松さん40歳、亀田君27歳、杉47歳
  <山域>南アルプス前衛 日向山 尾白川下流域
  <日程、天候>
10日<快晴>7時40分韮崎出発 8時40分日向山林道ゲート前に駐車
10時頃錦滝の近くにテント設営 11時ベータルンゼ 13時松竹梅の滝
16時テント戻り
11日<快晴>
 7時30分錦滝の登攀開始 11時沢F2 12時30分テント戻り
14時撤収 14時40分車戻り 15時20分武川の湯 17時韮崎戻り

3詳細
先週はスキーのアプローチで濁沢に入ったので、今回もスキーを持参したが除雪
が終わっていてスキーは車に残していく。
錦滝のそばにテントを張り、さっそくベータルンゼを目指す。
去年と様子がまるで違っていて、1ピッチ〜3ピッチは雪に埋まり、
ロープを出すこともなく松竹梅の滝の下に着いた。
滝の下に7m程度のバーチカルの小滝があったのでここを楽しむ。
松竹梅の滝は50mあるが楽勝。先行は3名。他にG登攀クラブの2人も
来て賑やかだった。この後小滝をトップロープで楽しむ。
偶然、隣が稜渓のテント。酒巻師匠と若佐匠+2名。彼らはガンマルンゼに行ったが
7ピッチのほとんどが雪に埋まっていたとのこと。夜は我々のテントに7人が集合し
て、クニさんのハムとチーズ、杉の赤ワイン、植松の馬刺し、稜渓のクジラと古酒、
おでん鍋・・・豪華メニューの大宴会となった。

 ぐっすり寝て日頃の睡眠不足を解消。翌朝は7時に亀田君がやってきた。
今日が彼のアイスデビューの日である。杉が支度をしてリードで取り付く。
朝日に輝く美しい錦滝を朝一番で楽しんだ。そしてバーチカルを越えた15m付近に
支点を作り、トップロープを交代で登る。亀田君はさすがイレブンクライマーであ
る。いきなりV級のバーチカルをクリアー。植松、クニさんも交代で楽しむ。
左には稜渓もロープをセット。チカちゃんも今日はV級を見事にクリアーだ。
今回も1月と同様に、左端がV+〜VIのハングルート。両師匠の技を見せてもら
い、杉も取り付くが、いい線いったのに、フィーフィーがアイゼンに引っ掛かり落
下。
亀田、植松も惜しいところでパンプして落下。
 11時、錦滝を登りF2に向かう。F2は植松リード。顔なじみの山梨アルパイン
クラブの5人もやってきて、稜渓、白鳳会と賑やかに登る。
下降後は植松料理長がもつ鍋を作り豪華な昼食を食べる。運転しない杉と植松は、ツ
ララでオンザロックをつくり一杯。武川の湯で湯上りビールも上手かった。

4感想
アイス、宴会、温泉と3拍子そろった楽しい週末だった。大雪によるアプローチを
敬遠したためか、この週末の錦滝周辺は土曜日は4〜5パーテイーで空いていた。
氷の状態はまずまずで、冷え込みが続けば、しばらく楽しめそうである。
                                   以上

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