仙丈岳/三峰川/岳沢

日程
2001年1月1日(月)〜3日(水)
メンバー
(春日井山岳会)加藤美樹、(峠の仲間)久野弘龍
記録
((春日井山岳会)加藤美樹
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


2001年
1月1日〜3日の記録
 
 
1日 丸山林道〜岳沢出合い
 
 岳沢越えのアプローチは、既にしっかりとしたトレース有り。
雪も少なく、車は丸山林道二股近くまで入れた。
 ただし、これは入山時で、3日にはスタッドレスでないと困るくらいの積雪となっていた。
 
 
2日 岳沢出合い〜大仙丈直下の稜線
 
 総じてどの滝も登り易く、所により氷は薄く中に水流が見えたりしたものの、踏み抜くようなことは無かった。
F3のみはシャンデリア状で氷結悪し、これと、そうめん流し上部の氷柱は高巻いた。
 核心といわれるF4は垂直部は少なく、滝自体も短い。これよりは、F3の草付きを高巻く方が怖かった。 
天候は吹雪。積雪は膝下。
 アイスクライミングそのものとしては面白いルートだがそれを楽しむ余裕の無いスノーシャワークライムとなった。
上部で出てきた水氷でザイルも手袋も濡れ、それが稜線の強風で一気に凍りつく。
 ここでパートナーは指先を凍傷でやられたことに気付いた。
暗くなった稜線で、先行の二人に追いつき、ここで共にビバーグを決める。
 
 
 3日 仙丈稜線〜北沢峠〜戸台口
 
 既に燃料切れだという先行組が発った。以前激しい風の中、困難な撤収を終えてこちらも発つ。
視界が悪く気付かなかったが、主稜線の近くまでは来ていた。が、ここからも吹きさらしの稜線は長かった。
 小仙丈の先で先行組を抜いた際、タクシーの同乗をお願いしたもののかなり時間差ができてしまったようで、日も暮
れるので戸台から別個にタクシ−を呼んで車に戻った。積雪はあったが、タクシーは車の近くまで入ってくれた。小型
で約7000円だった。
 伊那インター西3キロ弱、権兵衛峠(冬季閉鎖)へ登る途中の「羽衣温泉、みはらしの湯」へ
 受付20;30まで 入浴は9:30までで、新しく気持ち良い伊那市の施設。500円也。
その前に時間外診療へ行くが、余り凍傷は専門でなかったらしく、翌日行った名古屋の大学病院皮膚科の方が適切な指
示をくれた。
 指の変色に気付いた時点で、本人が手をすぐ保護し、口に入れては暖めるという処置が良かったらしく大事には至ら
なかった。壊死したと思われた箇所も回復しつつある。
 急激な保温はバツ。圧迫を解き指なし手袋、無ければ靴下等で保温し続けること。
(我が会のリーダー兼ドクターによる)
 帰路は恵那山トンネルのみ高速を利用したが、凄まじい降雪にチェーン規制。
 スタッドレスのパジェロミニはフリーパスだったが。
 
 今回私達二人の他は、F1下に幕営していたパ−ティーが1組(登っては来なかった)、会った二人の前にも3人パー
ティーがいたという話だった。
 岳沢全体としては思ったほど滝の傾斜は無く、滝そのものが大きいので、安全な位置でのビレイがとりやすい。今シ
ーズン登った中で比較してみると、初氷で行った三叉峰ルンゼの方が、総合的にはハルかに難しくまた、核心のF4も大
同心大滝よりずっと易しい。広河原3ルンゼを大きく長くした様な感じで天候さえ良ければ、楽しいクライミングとなる
でしょう。アプロ−チが大変だけどネ

              愛知岳連 春日井山岳会 加藤美樹 ( 峠の仲間 久野弘龍 )

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