戸台川本谷/舞姫の滝

日程
2001年1月6日(土)〜7日(日)
メンバー
(岳樺クラブ韮崎)クニさん44歳、杉47歳
記録
(岳樺クラブ韮崎)杉
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


杉@岳樺クラブ韮崎です。
昨日、今日とクニさんと戸台川流域のアイスを楽しんできました。
今年は冷え込んでいるので、十分楽しめました。もう、ばっちりですよ。
詳細をレポートします。結氷情報をありがとうございました。
年末に広河原沢3ルンゼを撤退してるので今回は大満足でした。

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2001年1月6日〜7日 戸台川本谷 舞姫の滝(V級)アイスクライミング  
                                   
1概要
21世紀最初のアイスは戸台川本谷の舞姫の滝。
寒さに恵まれ会心のリードクライミングを楽しむことができた。

2記録
  <日時>1月6日(土)〜7日(日)
  <メンバー> クニさん44歳、杉47歳
  <山域>南アルプス北部戸台川流域
  <参考>> アイスクライミング(全国版)
  <天候、時間>
 6日(晴れ)5時15分韮崎出発 杖突峠経由7時戸台駐車場
   9時45分丹渓山荘跡地のテント場 11時舞姫の滝F1取付き
  12時F3下 13時F1下に戻り 14時舞姫ルンゼ15mの滝(V−級)
  15時下降 16時テント戻り
 7日(薄曇り)7時30分出発 8時F1 9時F3舞姫の滝(V級)登攀開始
  11時F3下に戻り 11時50分F1下 13時テント撤収
  14時45分戸台 17時韮崎戻り

3詳細
 20数kgの重荷を背負って歩くこと2時間30分でテント場についた。
登攀装備とアッタックザックの軽装で15分ほど戸台川本谷を歩くと、
右岸に舞姫の滝が見える。
時刻は11時。核心のF3には日があたっているが、とりあえず登って
みる事にした。F1はクニさんリード。途中の4mバーチカルを気合で登る。
ここでクニさんは新品のバイルで岩を打って先端を曲げてしまう。
F2は簡単に超えて核心のF3(V級35m)を偵察するが、
日当たり良好でシャワー状態。今日の登攀は中止して下降する。

時間も早いので、15分ほど本谷を登って、左岸の舞姫ルンゼに向かう。
15mほどのバーチカルな滝を見つけ杉リードで取り付く。
滝の大きさは八ヶ岳の南沢の小滝程度。北斜面なので氷が固くて快適である。
ここでバーチカルアイスのリードができ、舞姫の滝攻略のためにいいトレーニングと
なった。
夜は相当に冷え込む。ハムとウイスキー、ロールキャベツスープの夕食を楽しむ。

翌日6時に起床。12時間も眠り日頃の睡眠不足を解消できた。気温ー15℃位か。
気合を入れて、舞姫の滝に再び挑む。F1はクニさんリード。
予備のバイルを持ってきてよかったと言いながらも快調である。
F3の舞姫の滝(V級)は杉リードで取り付く。下の半分はつららの集合体で
不安定である。中央のチムニー奥の氷がしっかりしているので、ここに2箇所
スクリューを打つ。ここのハングした氷から左の氷柱に移る部分が一番の核心であ
る。
 中央部のきのこ状のテラスに立ち、後半のバーチカルを登る。
グランドフォールする心配はなくなったが、高度感のあるバーチカルアイス
を楽しみながら核心を越える。
最後のナメ状の滝を越え大きな石を支点にしてビレー解除のコール。
待つこと30分、笑顔のクニさんを迎え、がっしりと握手。
のどがカラカラなので、凍った沢床を割って、ハーケンをストロー代わり
にして飲む水は美味かった。
下降は左岸の立ち木から懸垂で約35m。20mは空中懸垂になり迫力満点である。
先に降りて、空中のツララの間を降りてくるクニさんをカメラに収める。
舞姫の氷瀑と空中懸垂はなかなかの写真である。
先F2を懸垂中に登ってくる2人のパーテーと出会う。彼らはラッキーである。
時間は11時すぎだが、今日は薄曇りのためF3のコンデションは良好である。
大満足のアイスクライミングを終えて、テントを撤収して下山した。

4感想
昨年暮れの八ヶ岳の広河原沢3ルンゼを敗退しているので、余計に今回は
満足感いっぱいのアイスクライミングを楽しむことができた。
アイスクライミングをはじめて、2シーズン目でV級のリードができるまでになっ
た。秋から冬のアイスを目標にイレブンを目指して練習してきた成果である。
バーチカルなアイスのリードには、シーズン前にインドアクライミングの練習で
筋持久力をつけることの効果が大きいと思う。
                                   以上

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