遭難通信システムPLB

高岸です。

●遭難通信システムPLB (Personal Locator Beacon)「ACR GyPSI 406」
についての話題です。
★  http://www.acrelectronics.com/PLB/406plb.html
GPSインターフェース付きは
★  http://www.acrelectronics.com/PLB/acrplbgypsi.html
●長い間使われてきたモールス信号による遭難通信システムは、コ
スパス・サーサット衛星システム を使った国際的捜索救助システ
ムへ 移行しています。
★  http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/gmdss/gm01.htm
★  http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h16/k20040604/index.html
●遭難者が発信するビーコンは
船舶用のものをEPIRB(Emergency Position Indicating Radio
Beacon)、
航空機用をELT(Emergency Locator Transmitter)
陸上移動体用をPLB(Personnel Locator Beacon)として運用され
ています。
●海上や 空の救難システムでは既に、実際に使われていますが、
誤作動の問題、同時多発の問題もあります。
救助要請の確認のためにも、要救助者と直接コンタクト 確認の出
来る 通信手段の確保が大切です。
●陸上では 北米で FCC(Federal Communications Comission)が 
406MHzのPLBを地上での救助目的に使うことを、認め
(Aprroved)、米国では既に 陸上部で、この装置を使って、救助さ
れた例も報告されています。
★  http://www.equipped.org/plb_first_use.htm
★  http://www.equipped.org/plb_legal.htm
★  http://www.equipped.org/
●この装置を活かすには まずRCC(救難センター)機能の充実など
があります。
●日本国内での陸上部での使用には 電波法規などの関係法令、所
管の問題 救難体制の問題など、まだまだハードルが高そうです
が、今後 道迷いの遭難対策などに 注目すべきシステムです。 

上記内容を 拙作サイトにまとめました。
★  http://shuminoyama.web.infoseek.co.jp/gps/rescue-2004-2.html

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