低気圧が内陸部を通過、積乱雲発生 乱気流の原因

気象庁によると、21日は発達中の低気圧が東海地方から関東地方にかけて内陸部を
北東に進み、その周辺で雷雨や竜巻、突風が発生した。

上空で、北からの冷たい空気と南から吹き込む暖かい風がぶつかり合い、激しい上昇
気流が発生。積乱雲が広がり、上空の冷たい空気が逆に地上に吹き下りる「ダウン
バースト」や、その小規模な「マイクロバースト」が起こったらしい。

この時期、東海や関東地方では「冬の稲妻」が起きるような積乱雲は発達しにくい。
しかし、今年は1月上旬から暖かい日が続き、関東の上空まで南からの暖かい空気が
入り込める状態だった。同庁天気相談所は「そんな状態の所に低気圧が通過したた
め、乱気流が起きやすくなった」としている。(1月21日 asahi.com 22:22)

ACHP編集部

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