天狗岳・韓国人パーティ遭難に関するマスコミ報道

◆北アルプス天狗岳で韓国人2人が滑落、同行者が救助要請

17日午後5時15分ごろ、北アルプスの天狗岳(2909メートル)で、滑落して
けがをした男女2人がビバークしていると、岐阜県上宝村に下山した韓国人男性2人
が、日本人男性を通じて県警神岡署に通報した。ビバークしている2人は共に負傷し
ているという。

救助を求めているのは、韓国忠清北道堤川市のパク・サンドさん(25)と同国江原
道原州市のキム・チミンさん(21)。

調べでは、2人は下山した2人と11日に富山空港に到着し、上宝村の新穂高温泉か
ら入山し、18日に同温泉に戻る予定だった。西穂高岳から奥穂高岳へ向かっていた
が、悪天候で引き返す途中の16日に4人とも滑落、けがをしていない2人が下山し
て救助を求めた。キムさんは首にけがをして歩くことができず、パクさんも軽いけが
をしているらしい。2人は標高2500メートル付近でビバークしているという。

県警は18日午前7時からヘリコプターで捜索を開始する予定。(1月17日
asahi.com 22:48)

◆北アルプスで遭難の韓国人を救助

岐阜県警神岡署は18日午前9時50分ごろ、同県上宝村の北アルプス・天狗岳(2
909メートル)で登山中に負傷して救助を求めていた韓国人の女子短大生・金知ミ
ンさん(19)と無職男性朴相道さん(23)をヘリコプターで発見、救助した。金
さんは左腕の骨を折り重傷、朴さんは全身を打ったが軽いけが。

調べでは、2人は16日夕、標高2800メートル付近で足を滑らせて滑落、仲間の
2人が下山して救助を求めていた。(2002/01/18 夕刊フジ)

ACHP編集部

★ お知らせへ戻る ★ INDEXへ戻る