自動車フォーミュラ・ワン（Ｆ１）の元ドライバー、片山右京さん（３８）が８日、
ネパールと中国の境にあるチョーオユー（８２０１メートル）の登頂に成功した。所
属事務所の片山企画に８日、連絡が入った。

８月下旬にカトマンズ入り。体を高所に順応させるためのトレーニングを続け、今月
３日、ベースキャンプがある５７００メートル地点からアタックを開始。１度、悪天
候のため６５００メートル地点での足止めを余儀なくされていた。

幼少のころから登山に親しんでいた片山さんは、Ｆ１ドライバーだった９５年に登山
を再開。これまで、マッターホルン、キリマンジャロなどに登頂してきた。今年４月
に「Ｔａｅｍ　ＵＫＹＯ」を立ち上げ、「若い世代に挑戦すること、そしてその過程
の大切さを訴えたい」と、登山などで自身の限界に挑んでいる。(10月9日 asahi.com
17:33)

ＡＣＨＰ編集部