昨年、北極点間近まで熱気球で飛行した英国の冒険家、デビッド・ヘンプルマンアダ
ムスさん（４４）が、今度は熱気球によるエベレスト越えに挑戦する。今月末、チ
ベット側から６時間かけてネパール側に向かう。

最高峰越えは、８年前にエベレストに登頂したときに考えたアイデアだという。「こ
の手の旅は、９９％が準備、１％が実行。躁（そう）状態で準備が進み、神経が働き
出すのは離陸１時間前から」と会見で語った。

飛行中、気温はマイナス５５度にまで下がる。ベースキャンプへのルートが山崩れで
ふさがれるなど前途多難だが、「山に登れば、山とも仲良くなれる」と余裕を見せ
る。(9月6日 asahi.com 11:05)

ＡＣＨＰ編集部