ヘリコプターが軽油入りドラム缶5本を落とす 尾瀬 村職員ら、ひしゃくで回収

《地図》 福島県(落下地点)

2日午前11時20分ごろ、福島県桧枝岐村、日光国立公園の尾瀬の御池田代湿原
に、上空のヘリコプターが軽油入りドラム缶5本を落とした。同県によると、軽油約
400リットルが湿原に漏れた。同日中にほぼ回収したが、落ちた場所は、厳しい保
護が義務付けられている特別保護地区内。県は今後、湿原の植物や水質への影響を調
べる。

県によると、軽油は尾瀬ケ原北部にある公衆便所の自家発電に使う。ジャパンロイヤ
ルヘリコプター(東京都江東区)が、公衆便所から6キロほど離れた桧枝岐村の駐車
場から輸送していた。

駐車場から100メートルほど飛んだところで、ドラム缶をのせたハンモック状の網
が切れたらしく、上空約40メートルから湿原に落ちた。200リットル入りの5本
のうち2本が壊れ、軽油が漏れた。落下地点から15メートルほどのところに木道が
あるが、近くに歩行者はいなかった。

ヘリ会社の社員や桧枝岐村の職員らが、ひしゃくや吸着マットなどを使った手作業
で、夕方までにほぼ回収したという。ヘリは、県の委託を受けた清掃会社がチャー
ターした。福島県警が事故原因を調べている。 (8月3日 朝日新聞)

ACHP編集部

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