除雪急ピッチ 立山ケーブルカー

春が一歩一歩近づいている。立山―美女平間(一・三キロ)を結ぶ立山ケーブルカー
では、四月十日からの運行再開に向けて、除雪作業が急ピッチで進められている。

平均斜度二四度。除雪車が入れないため、作業はすべて手作業だ。

五日は、早朝から作業員約三十人が、スコップを担いでレールわきの雪道を登った。
掘り起こした雪は、プラスチック製の管を使って下に滑らせる。立山駅のわきには、
大きな雪山ができあがった。

今年の積雪量は平年並みだが、この日は大雪。掘ったそばから積もる雪に、作業員は
「いたちごっこかも」と苦笑い。今月中旬まで作業は続く。(3/6 asahi.com 富山
版)

ACHP編集部

★ お知らせへ戻る ★ INDEXへ戻る