スギ花粉平年の2倍超/2月中旬から飛散

今春、県内で飛ぶスギ花粉が昨年に続いて平年の2倍以上になるという予測を県保健
予防課が示した。その年の気象条件によって違うが、2月中旬から本格化し5月上旬
まで飛ぶという。

同課によると、観測地点のある前橋市国領町では、2月から5月までの間、飛ぶ花粉
の総数が1平方センチあたり5000―8000個になると予測。6000個余り
だった昨年と同程度で、過去10年間の平均2700個の2倍以上になりそうだとい
う。

県内12カ所の観測地点のうち1月26日までに前橋、高崎、桐生、富岡、中之条の
5市町で花粉が飛び始めたのを確認した。昨夏は暑い晴れの日が多く、花粉がたくさ
んできたという。

目がかゆい、くしゃみが止まらないといった花粉症の症状を和らげるために、薬局で
売っているゴーグルやマスクをしたり、帰宅して家に入る前に服に付いた花粉を払っ
たりすることを同課は勧めている。

飛ぶ花粉の数は天気や地形によって変わる。昨年は県西部で多く、前橋で最も多い9
900個、館林で最も少ない2000個を記録した。

県は2月1日午前11時から、日々の花粉情報テレホンサービス(027・237・
1187)を始める。(1/30 asahi.com 群馬版)

ACHP編集部

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