W杯フリークライミング 平山、2度目の総合V

道具に頼らず自分の手足だけで壁を登るフリークライミングのワールドカップ(W
杯)で東京都のプロクライマー、平山ユージ(31)=本名・祐示=が19日午後
(日本時間20日未明)、スロベニアで開かれた最終戦で優勝。それまでの大会とあ
わせたポイントで1998年に続く2度目の総合優勝を決めた。

フリークライミングW杯は人口壁を使い、スピードではなく最高到達点で順位を決め
る。壁は垂直の部分や庇上のオーバーハングなど変化に富んでおり、パワーとテク
ニックが試される。今年はフランス、イタリアなどで計5戦が行われた。平山は第五
戦のフランス大会で優勝、その他の大会もすべて三位以上に入る安定した登りで、総
合二位のアレキサンドル・シャボー(フランス)を突き放した。

平山は88年からW杯に参戦し、91年に総合2位、98年に日本人初の総合優勝を
果たした。自然の岩壁を対象にした冒険的なクライミングでも有名で、97年には米
国・ヨセミテ渓谷の世界最大級の一枚岩「エル・キャピタン」のフリークライミング
による登頂に成功した。(11月20日 朝日新聞 夕刊)

ACHP編集部

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