黒岳早くも紅葉

日本で一番早い紅葉が、大雪山系・黒岳(1984メートル)で始まった。

昨年に続き猛暑の夏となった道内だが、大雪山系ではここ二、三日、早朝の気温が1
0度前後まで冷え込み、四日朝も黒岳五合目で12度まで下がった。このため紅葉も
急に進み、山頂近くの石室付近ではウラシマツツジの赤、ナナカマドの黄、ハイマツ
の緑が鮮やかなコントラストを描き、山をにしき絵のように染め始めた。

今年の紅葉の進み具合はほぼ例年通りで、ピークは石室付近が今週末から来週、五合
目が九月中旬、層雲峡温泉街が十月初旬になりそうという。(2000年9月5日読売新聞
 北海道版 )

ACHP編集部

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