ドイツで登山電車が正面衝突、邦人２人含む５７人重軽傷

ドイツ南部の観光地ガルミッシュパルテンキルヘンで１０日午前１１時（日本時間午
後６時）ごろ、登山電車同士が正面衝突し、日本人２人を含む少なくとも５７人が重
軽傷を負った。地元の病院によると、ナカノ・サダコさんとナカノ・トシヒコさん
で、ほかにもアジア系とみられる２、３人が負傷したという。けがの程度などはわ
かっていない。地元警察によると、事故はガルミッシュ駅に近い単線のトンネルの入
り口付近で起きた。約１５人は重傷という。

この登山鉄道は、ドイツ最高峰のツークシュピツェ（２，９６４メートル）の山頂近
くに到達するため、観光客に人気が高い。この日は週末とも重なったため、外国人を
含む多くの観光客でにぎわっていた。(6月11日 asahi.com 23:50)

ACHP編集部