毎日新聞創刊130年記念事業「富士山キャンペーン」

毎日新聞は、新千年紀(2000年)の幕明けから「富士山キャンペーン」に取り組 みます。2002年2月に迎える創刊130年記念事業の一つです。

 古くから書画や歌の題材になってきた富士山ですが、足を踏み入れると、観光客らが 残したごみなど が目立ち、いまや環境破壊を象徴する山に様変わりしています。

 多数の市民団体が浄化作戦に取り組んでいます。その中で、ネットワーク作りを目指 す「富士山クラブ」(事務所・静岡県三島市など)は、11月、経済企画庁から初の NPO(特定非営利活動法人)に認定されました。富士山の森の回復、さらに環境保 全に向けて学会までつくろうというバイタリティーあふれる組織で、運動の輪を全国 に広げつつあります。

 キャンペーンは、富士山クラブに全面協力して進めます。美しい富士山をよみがえら せることは、各地が抱える環境問題に良い影響を与えるのはもちろん、現代人が見失 った誇るべき日本の心や文化の再生にもつながると思います。ご支援をお願いします。

 「富士山キャンペーン」は2002年2月に我が国最古の新聞として創刊130年を 迎える毎日新聞の記念事業の1つです。キャンペーンの問い合わせは、創刊130年 記念事業委員会事務局(電話03・3212・0868)まで。

 ACHP編集部


★ お知らせへ戻る ★ INDEXへ戻る