ナショナルの新型ヘッドランプ

 松下電池、点灯時間8時間・照度700Lxのリチウムヘッドランプを発売

 ナショナルの新型ヘッドランプの紹介です。

   松下電池工業(株)(本社 大阪府守口市、社長 安田幸伸、資本金105億円)は、 新型のリチウム一次電池を採用し、長時間の高照度を実現するととも に、堅牢性を さらに高め、本格的な登山や夜釣りなどに対応できる高性能リチ ウムヘッドランプ を11月から発売します。


商品名   高照度リチウムヘッドランプ

品番    BF−195

標準価格  4,800円(新電池CR−V3P内蔵、税別)

発売日   99年11月1日

月産    5,000台

  <特長>

 1.衝撃に強いポリカーボネート樹脂採用の堅牢ボディ(当社従来品比3倍)

 2.明るさ700Lxの高照度、連続約8時間点灯

 (CR−V3P使用時、電池電圧2.7V時、1m前方、20゜C)
 ・明るさx点灯時間で2倍以上の高性能(当社従来比)

3.強雨にも耐える防水設計(水中10m30分間防水)

4.低温にも高性能を発揮するリチウム一次電池を採用(温度−40゜C〜+70゜
C)

5.重量約160グラム(CR−V3P電池含む)
<開発の背景>

●ヘッドランプは、昨今、両手が使える便利灯として注目されており、その国  内 需要量は年間おおよそ100万台に達し、今後ますますの成長が期待されて います 。(松下電池調ベ)

●これまで、ヘッドランプの開発の方向は、頭に付けることから、より小型・ 軽 量化が中心でしたが、富士山夜間登山や夜釣りなどの本格的なアウトドアレ ジャー の高まりにともない、小型・軽量はもとより、低温にも強く、長時間高  照度が確 保できる高性能ヘッドランプの開発が強く要望されてきました。

●こうしたニーズに応えるため、当社は業界で初めて、二酸化マンガンリチウム一 次電池円筒形を2本パックした高電圧、高容量の電池を開発し、本製品の 主電源と して採用しました。 電池単体の重量は39グラム、単3電池2本でも代用できるが 、その場合重量が8グラム(当社アルカリ電池比)増加することになる。

●その結果、高照度(700Lx)では、点灯時間が3.5時間から8時間に伸び るとともに、連続8時間点灯では、照度が350Lxから700Lxと2 倍以上の 高性能を発揮します。(当社比)

 またヘッドバンドに付いている小さな防水ケースには、予備のバルブ(クリプトンミ ニチュア球2.7V、0.3A)を内蔵している。

●なお、この新電池は、照明器具の電源に加え、デジタルスチルカメラの主電源、さ らには、今後さまざまな電子機器の電源として注目されております。

<問合わせ先>

松下電池工業(株)TEL06−6994−4351(大代表)

(1999年10月27日発表)

 ACHP編集部


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