写真http://www.alaskagold.com/ice/slide/show.htmlを見ると除雪された車道 も見えますので、車で行けるエリアもいっぱいありそうですね。

札幌＠小野寺より

　アラスカは初日こそ雨でしたが後は−２０℃を毎朝キープして北海道の内陸並みでし た。 アイスクライミングはアンカレッジ周辺のハイウエイ沿いの崖や沢沿いの崖にルート が２００本程。ガイドブックは「Ｆａｔ Ｃｉｔｙ」といいＡＭＨという山の店にあり ました。

　しかし良いルートは（１００ｍ以上）取付きまでスノーモービルやクロカンを使うよ うです。２０ｋｍ奥の氷河のわきには３００ｍ以上のルートもあり写真ではカッコ良かったで す。カナダのようにアルパイン用の網羅したガイドブックはありませんが、ＡＧＣが出版 している季刊誌「アラスカ ゲオグラフィック」というのが今まで３０号近くでており、１冊 ２千円ほどで１冊につき山を１０個程特集している。初登からの登頂一覧やカラー写真でルート紹介など。こ の本があれば３０００ｍ級の手頃な山も腐るほどあるので２週間くらいでカナダのように登りに行 けるでしょう。

　ただ日本ではこの手のアラスカの情報が少なすぎるだけです。 アマゾンドットコムも今年日本上陸するので日本語で検索注文が可能になるのかな？

　地図はアラスカ大学の地質センターが管理販売しています。山の部分は１／６３６０ ０です。１枚４ドル。 土日休み。ダウンタウンから車で２０分程、バスもアクセスいいです。奇麗な地図で 日本のより見やすいです。

　余談ですが１２／３１のアンカレッジの新聞から ロシアの中年（４０と４２歳）２人パーティがマッキンリー目指して登山中、北面か らは成功すれば冬季初登になるようです。モルドロウ氷河を登りグレートアイスフォ ール２４００ｍにクリスマス頃到着。順調にいくと１／１９登頂予定とか。携帯電話 で気象予報士と契約して情報を仕入れているようです。１／１アンカレッジから朝フ ォレイカーとマッキンリーが初めて見えたので、彼等があの裏の氷河で蠢いているの かと…

　最後に札幌登攀倶楽部より 正月利尻に入った南稜Ｐの佐藤がバットレスをフォロウ途中にアブミのキャメがはず れ振られて７ｍ程 落ちたというか振られたときアイゼンを岩に引っかけ踝を骨折、あとは自力で登り３ １日下山しました。去年の中川の様なものです。びっこひいて這いずって…後の３ｐ も東稜、東北稜、南稜を登って正月明け下りました。