登攀中にプラブーツが突然破壊

 香取@相模労山です。

 2000年あけましておめでとうございます。

 クライミング上田クラブの方が記録を書いていましたが、私たちも12/29-12/31で、 黄蓮谷右又へ入りました。その際、私のプラブーツが突然破壊したので報告します。

 プラブーツはローバーの緑色の物で購入は確か4年くらい前でした(正確に覚えて いないことが既にアウトですね。)使用は夏の遠征にも使用していたので普通の使用 頻度を大幅に超えているのは確かですけど・・・・・

 崩壊は、黄蓮谷へ降りて最初の8mを登った直後に起きました。それも両足同時に つま先から一直線に割れ、右はさらに横にも亀裂が入りました。

 谷の中でバラバラ になるとアイゼンもつけられなくなり致命的と思い下山も考えましたが、ローバーの ブーツは、割れてもバラバラにならないとの情報を聞いたのと、メンバーの中にテー ピングテープを持っていた人がいて、それで先端をグルグル巻きにして坊主の滝を登 った所、大丈夫そうだったので結局そのまま抜けました。

 何年か前に突然破壊が問題になってはいましたが、自分が経験したのは初めてで びっくりしました、それもアイスクライミング中とは・・・・

 後、テープによる応急処置はアイゼンをはき続けている間は、結構有効です。


 中田@高知労山です。

 香取さんに質問ですが、割れたプラブーツには、壊れる前には目立った外傷と かはなかったのでしょうか。前触れもなくいきなりパカッと割れたんですか。それとか 手入れで何か思い当たることはないのでしょうか。

 それにしても両足とは怖い話ですね。


 廣川@JECCです。

 プラ、両足が壊れたという話・・・、

 会の新人に13年物のローバチベッタのプラ靴、外側、内装ともみた 限りでは全く異常なしをあげたのですが(昨シーズンの話) 仙丈岳一般道から登頂後、下山で片側にまずひびが入り、反対側にも ひび、ぽろぽろと破片が取れて、戸台に着く頃はほぼ崩壊してしまった そうです。

 インナーで歩けるよなとこなら良いですけどね。

 経年劣化で壊れるにしても同時でなくてもいいような気もしますが、 不思議と両足が前後して同じ時に壊れるようですね。 人間より物の方がきちんとしている??。

 特に乾かすためにあっためたとか、幅出ししたとかの記憶はなく、 余り足型があわないのでごくために使ってたんで、使用による疲労は ほとんどなかった筈なので、 やっぱり経年劣化なんでしょうね。


 はじめまして、相模労山の香取です。

 プラブーツの件ですが、壊れる前の前兆は全くありませんでした。 8mの滝を登った後、片方のアイゼンが突然外れた為、おかしいなと 思い靴をみたら割れていました。いわゆる経年による加水分解という やつなのでしょう。

 廣川さんのいうとおり物質は正直ですね。前にも 書きましたが、夏の遠征(1ヶ月くらいの)にも2回くらい使用していますので、冬 から残雪期しか使用しない人の2倍くらい使っている可能性 はあります。以前に足が合わなくてアウターの部分を熱で広げた靴が 買ってすぐ崩壊したとの話も聞きました。

 それにしても、なんの前触れもなく壊れるのは困りものです。氷のリード中や遠征 中に崩壊したらと思うとゾーとします。また、同行していた 当会のカモシカの店員さんの話では、割れた靴の保証は余程のことがない限りはしな いとのことでした。


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