打撲症の処置

打 撲 症 の 処 置



1 ひどい打撲症の場合
 @ 内出血が止まるまで安静にしている。(内出血が止まるまで6〜8時間必要)
 A 冷やすとかえって痛くて動けなくり、腫れが現れるのが速くなることもある。

<注意>
 ひどい打撲の場合、打撲直後は特に歩行困難はなかった人でも、時間がたつにつれれて筋肉が硬直し痛む
ので歩行が困難になり搬送が必要になるため、日程、食料に余裕がなければただちに下山を開始しなければ
ならない。


2 軽い打撲の場合
 @ 受傷後直ぐにその打撲部分を直接、雪、氷、濡らした布等で冷却する。

3 腫れがひどくなった場合
 @ 圧迫包帯で圧迫する。包帯は指の先あるいは足のつま先から、打撲部分を完全におおうところまで
  巻く必要があるが血液の循環が悪くならないようにする。
 A 12〜18時間たったら、血液の吸収を早めるために、痛みを我慢できる範囲内で運動を始める。
 B 打撲部分を温めると、血液の吸収を早め、痛みはいくらか和らぐ。



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