クライミングテクニック/質問(12)/回答<1>
服巻@神奈川です。

> 無所の 山本です
> 
> 3〜5人で登攀するときトップ用員が1〜2人の時、
> ハーネスに三角形の安全環付きカラビナにメインロープを8結びで固定して。
> トップが上に着いたら、複数のアンカーを取り、セカンドを確保する。
> ピッチを切る毎に(セカンド以降)セルフビレイを取ってから、メインを解除、
> 
> ザイルを下へ引いて、(2本目のザイルとの繋ぎ目はテグス結び)次が8字結び
> で登る、

これは、トップがメインロープをカラビナでハーネスに連結し、曳いて行って、
セカンドはその下の末端にカラビナを介して接続して登り、
セカンドが登り終わったら、セルフビレーを取り解除する。
あらかじめ接続しておいた2本目のロープでメインロープの末端を、
出発点に引寄せて3人目が登る。以後繰り返しということでしょうか?

ならば、トップはカラビナで接続する必要はなく、直接ハーネスに接続すれば、
破損の心配をしなくてもいいのではないでしょうか。

解釈の間違えがなければ、私も同様の方法を取ることもありますが、
沢の滝などで、中間に人が入ってもロープが1本で足りるような
短い場面(つまり20m以下)で使用しています。

人数の問題ですが、ロープを増やせるならば、テラスが満杯になる前に
次のピッチへトップを送ればいいと思います。ただし、トップの出来る人、
確保の出来る人、接続が確実に出来る人又は接続を指導できる人が、
3地点に必要となります。2人が経験者、3人がまったくの素人というような
場面では無理ですね。

どのような場面でお使いになるのかわかりませんが、私は、本番の岩場では
リーダー1名に対し確保の出来る者1名と初級者1名までしか連れて行きません。
それ以上は管理も行き届かず、危険だと考えています。
容易なルートなどでは、フリーソロの覚悟で初級者2名を連れて行くこともありますが、
リーダーに事故があってもいいような他の登山者が多いルートに限っています。
いずれも、ダブルロープでリードしてそれぞれの末端に一人ずつ付けます。
岩トレや講習会等でどうしても多人数を連れて行く場合は、セカンドの後ろにロープを
増やすこともごく希ですがあります。この場合増加一人当たりロープを1本追加します。
この方法ですと、ルート中でロープの連結を解く必要がなく、ロープワークおよび
セルフビレーのセットが不安な初心者こそ、こうすべきだと思います。

岩、沢、雪に関わらず、短いピッチの場合は、最初に書いた方法を使います。
ダブルロープの確保に慣れているなら、確保者は2名のフォロワーを同時に確保
出来ます。
経験者達が先に上がり、同時に4人も6人も上げることもあります。
下部に経験者を残すかどうかは、メンバーと付近の状況によります。

長いピッチで技術的に容易な場合、経験者が固定ロープを張り、初級者は
アッセンダー、カラビナ、プルージック等で通過させます。

お答えになったかどうかわかりませんが、私は上のように難易度によって
使い分けています。

★ アルパインクライミング/質問コーナーへ戻る ★ INDEXへ戻る