その他(20)/回答<4>

 相模労山、香取です。

労山の理事をやっているので、山岳保険についてお知らせします。
労山=日本勤労者山岳連盟では、「遭難対策基金」と呼んでいます。
労山会員の互助による共済基金です。他にも共済と呼んでいる山岳保険はあります
が、おおかたは損保会社による引き受けですが、労山のは会社を通さない自己運営で
やっています。
 以前に「岳人」誌等で山岳保険の比較を特集していましたが、やはり
労山の保険が損保会社を経由しない分、有利だと掲載されていました。
具体的には、個人では年間1口、1000円で10口までかけられます。
5口−5000円をかけた場合の、捜索救助費用は加入初年度は300倍
つまり150万円まで認められます。最高400倍200万円まで(11年目)

死亡、後遺障害は100万円、入院は一日4000円、通院も一日2000円出ま
す。
又、海外登山の場合も同額です。近日中の改訂で「人工壁」の怪我等に
ついてもカバーされる予定です。
ただし、賠償責任については担保がありません。又当然ですが労山会員にならなけれ
ば加入はできません。

詳しくは、労山事務局にお問い合わせ下さい。
tel.03-3260-6331 fax.03-3235-4324




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