さいぎょうほうし
西行法師

   ●(一一一八〜一一九〇年)
    俗名は佐藤義清(のりきよ)、法名は円位、西行と号しました。院の御所を守る北面の
    武士として左兵衛尉となっていましたが、二三歳で妻と二人の子供を残して
    突然出家してしまいました。出家した動機については諸説があります。

    この和歌の詞書には「月前恋いといへるこころをよめる、円位法師」とあります。
    歌集『山家集』には中巻『恋』の「月」三七首の内に収められています。御裳濯歌合の
    二八番の左として「しらざりき雲*いのよそにみし月の影を袂にやれど」の歌と番(つがい)に
    なっています。    
    
   ●この和歌は『千載集』恋五・九二六に収められています。


  *:ワ行「い」の表記ができないので、ア行の「い」で表記しました。






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