はるみちのつらぬき
春道列樹

   ●(生年不詳〜九二〇年)
    列樹は従五位下雅楽頭親名宿禰(うたのかみちかなのすくね)の子で
    延喜十年に文章博士(もんじゃうはかせ)に任ぜられ
    つぎに太宰大典を務め
    延喜二十年壱岐守に任じられましたが、赴任前に没しました。

    この和歌は「しがの山ごえにてよめる」とあります。志賀の山ごえとは
    山城国の北白川の滝のそばから比叡山と如意嶽との間を通って、近江の
    大津に抜ける参道で志賀寺(崇福寺)参拝の途中で詠まれた歌だと言われてます。

   ●『古今集』秋下・三〇三に収められています。






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