い せ 
伊勢
  ●生没年未詳

   藤原継陰の娘で、宇多天皇中宮温子に使えた三六歌仙の一人です。
   小野小町と並ぶ美女として評判が高く、恋の浮き名を流しました。
   なかでも中宮温子の兄・仲平、宇多天皇との恋は有名です。
   宇多天皇との間には子供も生まれ、伊勢の御と呼ばれるようになりました。
   さらに後年には、宇多天皇の子、敦慶親王との間に、中務(なかつかさ)が
   生まれました。
   この和歌はおそらく仲平との恋の終わりに詠まれたものとされてます。

   この和歌は『進古今集』恋一・一〇四九に収められています。






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