『和歌』という言葉を聞くとみなさんは、どの様なイメージをもちますか?
う〜〜〜〜ん、難しい、よく解らない・・・
ほとんどの方がこのような印象をもっているのではないでしょうか?
でも「百人一首」ならどうですか?
聞いたことがある、それなら見たことがある・・と言う方がいらっしゃるのでは
ないでしょうか
「百人一首」と一口にいっても実は「後撰百人一首」「武家百人一首」「小倉百
人一首」「新・小倉百人一首」など、いろいろな百人一首があるのです。
一人、一首の和歌をとにかく百人分集めたのが百人一首なのです。
これら様々な百人一首の中でも「元祖・百人一首」として多くの人々に愛され、
親しまれている
「小倉百人一首」を取り上げてみたいと思います。
撰者については色々な説がありますが現在は藤原定家とする説が有力となってい
ます。
この小倉百人一首は天皇を初めとして僧侶までいろいろな人たちの和歌が楽しめ
るために和歌の入門書として昔から親しまれてきました。
江戸時代以降には「歌がるた」として広く愛され、遊びながら和歌に親しめると
いう魅力がでてきました。
みなさんも、あまり堅苦しく考えないで遊び感覚で『和歌』に接してみてはいか
がですか?