「ヒトの命の脆さ　そして　重さ」
　「私のせいでヒトが死ぬのはもう嫌なの」
　「これはゲームなんだ」
　「死にたいか？」
　「極地だな」
　「善と悪の戦いだ」
　「失われたモノは戻らないんだ」
　「もう　誰にも止められないよ」
　「無理だ」
　「止めさせようとした　止めさせようとしたんだ」
　「何が起きているのか　知っているはずだ」
　「一緒に逃げて」
　「私達は出会うべきではなかった」
　「本当は　すごく怖いの」
　「嫌われるのが　怖い」
　「消えるのは　私の方だったのに」
　「・・・嘘よ」
　「知ってる」
　「信じたいんだ」
　「本当は　力なんていらないんだ」
　「言わないで！　わかってる　でも　その先は聞きたくない　認めたくないんだ」
　「僕は何故ここにいるんだ？」
　「僕の中にはいるな」
　「な？ハッピーだろ？」
　「お前の事など、俺には関係ない事だがな」
　「僕なんて生まれてこない方が良かった」
　「私を消してよ」
　「今に解る　俺の事も　お前の事もな」
　「まだ　気付いていないんだな」
　「時々自分を見失いそうになるんだ」
　「僕は　君を知っている」
　「許さない」
　「みんなを　消さないで」
　「まだ死んじゃだめなのかな」
　「欲望はヒトを獣にかえる」
　「みんな　病気なんだ」
　「自分が嫌いなのに　自分だけを守っていた」
　「結局　自分が大事だったのかな」
　「僕は　こうなる事を望んでいたのか？」
　「俺をバカにしやがって」
　「独りが怖いんだ」
　「僕を見て　笑ったんだ」
　「俺は　誰なんだ？」
　「ヒトは生まれた瞬間　死を約束される」
　「全て忘れてしまおう」
　「行かない・・」
　「もう　何も見たくない」
　「母さん・・何故ヒトは　これほどまでに弱いんだ」
　「俺の名前を気安く呼ぶな」
　「殺してやる」
　「あなたは一人じゃないのよ」
　「・・・来たか」
　「でも　それも同じ事　わかっているんだろう？」
　「私のせいじゃない」
　「なんで誰も信じてくれないの？」
　「私の事が嫌いなの？」
　「あなたたちに　この上ない恐怖を味あわせてあげる」
　「散るからこそ美しい　そんなものであろう？人間とは」
　「そんな事　私がわかるはずないでしょ」
　「知らなかった・・知らなかったのよぉ！」
　「ヒトの強さが心の弱さに負ける事だってある」
　「自分の弱さを目の当たりにした」
　「俺は　どうすればいい？」
　「誰か　答えろ」
　「もう　あんな思いはしたくないの」
　「僕が殺したんだ」
　「まるで　殺すのが当たり前みたいに」
　「せっかく生きているのに　何もしないなんて勿体無いわ」
　「もう逃げない」
　「もう泣くのはやめた」
　「みんな同じなのよ」
　「壊れたら　また直せばいいだけ」
　「今なら　会えて良かった　そう言えるかもしれない」
　「私だって怖い。でも　だからって　逃げるわけにはいかない」
　「あんたね　自分だけ辛いと思ってんじゃないわよ！」
　「友情？そんなもの無きゃよかったって時だってあるのよ。　わかるでしょ？」
　「ヒトの強さは　心の弱さ」 。
　「できないよ」
　「感情は目に見えない　だから偽れる　ねぇ　そうでしょ？」
　「優しさは　残酷」 
　「中途半端な優しさならいらない」
　「それで　いいとおもう」
　「何でもわかってるような顔しないで」
　「人の為に泣いた事なんて　無かったのに」
　「僕は　今の僕のままで死にたい」
　「しょうがなかったんだ」
　「目に見えるものだけが真実なのか？」
　「誰も信じてくれなかったんだ」
　「約束して　もうどこにも行かないって」
　「もう少しこの状況を楽しもうじゃないか」
　「あなたは　何を選ぶの？」
　「人間　不完全な生き物よ」
　「あなたが思う程　ヒトは悪いものではないわ」
　「今　やっと分かった。自分のしたい事が」
　「私　泣きたかったんだ」
　「ねぇ　永遠って信じる？」