| 香料 |
中国、東インド、ヒマラヤ高地などに産する甘松香草の根や茎を乾燥させた香料
香分は根に強く、茎は薬用や線香に用いる
くんろく【薫陸】
凝固して石のようになった苦みのある物質でインドペルシアなどに産する一種の樹脂
薬剤・香料とする。黄褐色または暗褐色の樹脂。琥珀に似ているが成分を異にする香料
肉桂あるいは桂の樹皮。辛味と芳香を有し、健胃・矯味矯臭剤・香辛料に供する。シナモン
ハマスゲの塊根を乾燥させた生薬。漢方で気鬱症・胃痛・腹痛・月経痛などに用いる
こどうりつ【胡同律・胡椒】
コショウ科の蔓性常緑木本で普通は雌雄同株
インド南部の原産とされる香辛料作物で、熱帯各地で栽培される
果実は豌豆大の液果で、熟すれば赤色
実を加工した香辛料。ペッパー
こはく【琥珀】
地質時代の樹脂などが地中に埋没して生じた一種の化石
塊状・礫状などで産し、おおむね黄色を帯び、脂肪光沢いつじるしく透明ないしは半透明
パイプ・装身具・香料・絶縁材料などに用いる
今は宝石のように思われているが当時は香料や薬として扱われており、基本的には沈香と同じであった
ジャコウジカから製した黒褐色の粉末で、芳香が甚だ強く、薫物に用いられ、薬料としても使われる
主に中央アジア・雲南地方などに産する
ちょうこう【丁香】
フトモモ科の熱帯常緑高木で原産はモルッカ島
18世紀以後、アフリカ・西インドなどに移植
枝は三又状、葉は対生で革質で高さ数m。花は白・淡紅色で筒状、集散花序をなし香が高い
蕾を乾燥したものを丁香と呼び古来有名な生薬・香辛料
果実から油をとり、黄色の染料としても使われた
ビャクダン科の半寄生的常緑高木
インドネシア原産で近縁種と共に香料植物として栽培されている
高さ6m余で葉は対生し卵形、黄緑色で雌雄異株
花は初め淡黄色でのちに赤色。芯材は帯黄白色で香気が強い
古くから我が国へも渡来、薫物とし、また仏像・器具などの作。皮も香料・薬科に供する
もっこう【木香】
キク科の多年草でインド北部原産の薬用植物で高さは約2m
葉は膜質で広楕円形。暗紫色のアザミに似た頭花を開く
根は黄褐色、乾かしたものが生薬の木香で、芳香と著しい苦あじがある
健胃剤で昔は衣服の賦香・防香に用いられた。今は中国で栽培されている