FAQ:マレーシアで日本語パソコンを使う


目次

  1. マレーシアへのパソコンの持ち込み
  2. 接続する上での注意事項.
  3. 日本語の設定.
  4. 英語ウインドーで日本語を使う
  5. 一次滞在でインターネットを使う.
  6. マレーシアでプロバイダーに入会する
  7. その他のプロバイダー
  8. 続その他のプロバイダ
  9. VoIP 電話のプロバイダー
  10. ブロードバンド接続、ADSLなど
  11. インターネットプリペードカード及びその他.
  12. 付録:ようやくブロードバンド接続の仲間入りしました

2010年3月 一部更新


マレーシアへのパソコンの持ち込み

マレーシアへパソコン及びプリンターなどの持ち込みは無税です。ですからこれが一番確実で手っ取り早い方法です。現在マレーシア国内で村段階では別にして、町ならどこでもパソコンショップはあると言っても過言ではないでしょう。クアラルンプール、ペナン、などの都会ならパソコンショップが集まった商業ビルもあります。

マレーシアのプロバイダーは、しにせの Jaring (URL: www.jaring.my )と TMnet (URL: //isp.tm.net.my)に加えて、2000年初めから少しづつ増えて実質的には5つになりました。しかしその後減って現在では この2つのプロバイダーの寡占状態です: 加入手続きが必要です。尚設定方法の説明英語がよくわからないか、自信がない方は、日本からインターネット接続の手引き本か雑誌をもってくることをお勧めします。

もっといいのはJaring ならサービスセンターか代理店、TMNetなら各地の電話局つまりTlekomのサービスカウンターへ直接行くことです。その場で入会費を払い即手続きできるからです。Jarin とTMNet は、例外あるかもしれませんが、マレーシア居住者であることが前提になっています。ただし2001年末から発売開始されたTMnetのプリペード式だと、旅行者を含めて誰でも加入できますので、一時滞在中に使うのにも向いています。(旅行者は電話線の加入はできませんから、誰かの、ホテルの加入電話で使うということ)

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接続する上での注意事項.

[電圧は220Vから240V、50Herz です。パソコンが対応してない場合は、安定降圧トランスを利用し、必ずサージ電圧プロテクターを使ってください。そうでないと雷などの影響でバッテリーや基盤がいかれます。両方とも有名電器店で購入できます。コンセントは3つ口タイプですが、安価なアダプターは簡単に入手できます。プラスチック製の1枚物なら50セントほど。参考写真も載せていますので、「在住・中長期滞在に役立つ情報ページ」の該当項目をまずご覧ください]
電話線との接続モジュラージャックの型は日本と同型です。

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日本語の設定.

[日本語パソコンを持ち込む人は関係ないですね。当地でパソコンを購入して、自分で日本語ウィンドーを入れ替えインストールできれば後は何も問題はないでしょう。ただしこれにはパソコンの知識が必要です。その予定の人は必ずOSソフトをいっしょに持ってきてください。英語ウインドーの中に日本語ウインドーを併用することはできなかったのですが、現在はできるのでしょうか?尚OSを混在させる特別のマルチOS用のプログラムが、日本で売られているそうです。

日本語で設定済のパソコンなどを販売している日系会社 が数社あり、当地発行の日本語週刊新聞に広告を載せているようです。マレーシアでプロバイダーに加入するの最下段を参考にしてください]

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英語ウインドーで日本語を使う

[このためにはそれ用のソフトを使う必要があります。昔からあるソフトにツインブリッジがあります。使い勝手とか日本語変換効率は当然ながら落ちます。インターネットのサイトに、英語ウインドーで日本語を使う解決法を書いたホームページを見たことがあります。ホームページを読むだけなら、ブラウザーの設定を日本語にすればいいのですが、フォントが今一つです。
WIN98になって、英語ウインドー上でも読むための日本語フォントは簡単にダウンロードできるようになりましたね、Macは知りません]

読者のToshiさんから下記の投稿がありましたので、皆さんのお役に立ちますようここに掲載しておきます。

マレーシアでパソコンを使う 投稿者:Toshi 投稿日:2000/06/30(Fri) 21:35:02


「マレーシアでパソコンを使う」の中の「英語ウインドーで日本語を使う」への補足です、あまり知られていませんがWindows95,98,NT4.0でOfiice97を使っている場合は、Ofiice97以降のファイルなら日本語表示できます。
インターネットからダウンロードできるGlobal IMEを使えば、Excel以外は日本語入力も出来ます、Excelは表示だけです、またOffice95はダメみたいです。
方法は、
(1)Office97のCD-ROMをパソコンに挿入すると自動的に出てくるメニュー画面で「Value Pack」を選びます。
(2)次に、「Far East Support」を選びます。
(3)「Japanese Support」を選択します。
以上です。
WindowsNT4.0の場合は、Office97が無くても出来ますが、表示できる範囲は同じのようです。
方法は、
(1)WindowsNT4.0のCD-ROMをパソコンに挿入すると自動的に出てくるメニュー画面は今度は閉じてMyComputerからCD-ROMドライブを開きます。
(2)その中の「Langpack」というフォルダーを開きます。
(3)「Japanese.inf」というファイルを「右クリック」して表示されるメニューから「Install」を選びます。
以上です。

文字化けしたメールを読む
英語ウインドーを使っていると、日本語のメールが文字化けして読めない時があります、そんなときは以下の方法で読むと、読めるようになる場合が結構有ります。

(1)メールを適当な英語名で保存する。
(2)インターネット・エクスプローラ(IE)を開く。
(3)エクスプローラを開き先ほど保存したメールをIEへドラッグ&ドロップ(左ボタンを押したまま移動)する。
(4)それでも、まだ読めない場合はIEのEncodeをクリックして「Japanese」-「Shift JIS」を選ぶ。

勿論、インターネット・エクスプローラは日本語表示できるように設定しておく必要があります。
以上です。

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一次滞在でインターネットを使う..

ノートパソコンを持ち込んでインターネットに接続する場合、加入されてるプロバイダーがマレーシアのローミングサービスを提供しているかをあらかじめ調べておいてください。

以前97年頃日本の雑誌に載っていた海外でもアクセスポイントのあるプロバイダーに、 Biglobe, DTI、InfoWEB, KCOM, グローバルオンライン、がありました。インターネット化の進んだ2000年ですから、現在ではこの数もずっと増えたと思いますので、多くのプロバイダーがマレーシアのプロバイダー、Jaring又はTM-Netにローミング機能を使ってアクセスできるはずです。なぜならいずれのプロバイダーも各国が加盟している”GRIC" のメンバーなので、相互にアクセスできるのです。実際に使われた方の情報を期待します。

マレーシアの電話回線は、一般にアナログ回線で、デジタル回線はまだ普及していません。一部の高級ホテルは別ですが、普通のホテルは一般家庭と同じアナログ回線です。モジュラージャックの形は日本と同型です

クアラルンプールやペナンのような大都市のみならず地方の小さな町にもインターネットカフェがまずありますので、Webメールチェック、情報収拾が簡単にできるようになりました。ただし都会の一部を除いて日本語を使えるPCを置いてある所はまずないと考えたほうが無難です。
料金は地元人対象のような店であれば一般に、1時間RM 3-4 前後です。いかにも高級なインターネットカフェとかもっぱら旅行者相手の店は当然高くなる。

2008年時点では、利用客には無料で WiFi 接続できるサービスを提供するカフェと 飲食店が増えました。都市部の繁華街なら見つけるのは難しくないはずです。ノートPCを携帯して旅行される人には便利な時代となったものです。

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マレーシアでプロバイダーに入会する

マレーシアには一般向けとして現在全国的プロバイダーといえば次の2つになります:Mimosの運営する JARING、インターネット接続電話 1511と Telekom Malaysiaの運営する TMnet インターネット接続電話1515.です。マレーシアのプロバイダー契約者は2社が寡占しており、2002年12月時点でTMnetが約160万人、Jaringが約60万人ほどです。他社はぐっとぐっと少ない。

TMnetと JARINGは、接続電話料金が他より安いという利点があり、1分間1.5セントです(尚プロバイダーへ払うアクセス代は1分間1セント)

それぞれのプロバイダー会員になる方法の案内
インターネット画面上ではすべて英語又はマレーシア語です。当然ながら日本語はありません。

JARING

Jaring のインターネットサービスが解説してある次のページを開きます。www.jaring.my/
その他Jaringページにはいろんな情報が詰まってますので、あとでゆっくりお読み下さい

入会方法のその1
メインページ左側のRegister A New Member をご覧ください。クレジットカードで入会できるようになっています。

入会方法その2
そのページにある Payment Methods をクリックすると JARING の住所が現れますので、そこへ実際に赴いて手続きすればいいのです。

入会方法その3
さらに Customers Supportページの中に Jaring Access Service Providers の紹介があります。これはJaring の子プロバイダーのようなものなので、このそれぞれのJASP のサイトへ行き、あなたの近くのサービス店で入会手続きをしてもいいようです。尚 JASP Outlet をクリックしても同じことです。
JASPとは次の4つです。 画面上でもそれぞれがハイパーリンクしています。

あなたが多少余裕な時間があれば、 一番早くて確実なのは、Aunjung Mimosへ行きその場ですぐ登録することでしょう。
Anjung MimosTelAnjung Mimos
Kuala Lumpur, Midvalley IT World03-22829311Kuala Lumpur, KLCC Suria03-3820956
Pinang, Mayang Mall, Bayan Baru04-6445346Ipoh, Greentown Business Centre05-2429095
Johor Baru, Menara Ansar, Jalan Trus07-2762640Melaka , Bangunan Yayasan Melaka06-2865449

ダイアルアップ用 インターネットスタートパック
インストール用CD,E-mailアカウント、スタートカードがパックになっているとのこと、50時間接続がついてきます

無線ブロードバンド
種類接続スピード月額 メールボックス
サイズ
無線モデム 1回限りの
開始費用
当初の総費用
サービス料含む
Basic384 KbpsRM 40200 mbyteRM 399RM 80
RM 529
Starter Plus512 KbpsRM 70500 mbyte
RM 559
Standard1 MbpsRM 80500 mbyte
RM 569

2年契約の前提、電話線必要


TMnet

TMnetのホームページ を開きます。そこのProducts&Servicesをクリックすると、説明文がでてきます。
入会法その1
説明文中を読んで予備知識をいれてから、List of Kedai Telekomであなたの近くのTelekom の支店、営業所を選び、そこへ赴きカウンターで入会手続きします。尚カウンターの人に質問しても満足な答えを期待しないで下さい。

TMNet のインターネットサービスセンター(直営) 2005年4月現在
CASO outlets in USJ Subang and Damansara Utama in Selangor, Sri Petaling, Wangsa Maju, Taman Connaught in Kuala Lumpur and Menara Northam at Pulau Pinang, TM Net moves further with the opening of its seventh CASO outlet in Bandar Baru Medan Ipoh, Perak

インターネット接続に関する費用

2大プロバイダーにおける個人ユーザー登録の場合のダイアル接続料金表  

サービス名条件 1ヶ月の制限
使用時間
接続料金登録料 年間
更新料
登録時
の支払い
電話料金
JaringHome Surf 使用時間
に比例
なし1セント/分RM25RM20RM451.5セント/分
Easy Surf 1ヶ月RM30
の定額
50時間まで 超えた場合
1セント/分
RM25RM20RM851.5セント/分
Leizure Surf 1ヶ月RM50
の定額
160時間まで 超えた場合
1セント/分
RM25RM20RM1251.5セント/分
注:電話料金:ダイアルアップ専用電話番号につなぐ場合の料金
注:ISDN利用の場合、接続料金は1分間あたり4セントとなる

加入対象条件 1ヶ月の制限
使用時間
接続料金登録料 年間
更新料
登録時
の支払い
電話料金
TMnet 学生、
身障者
使用時間
に比例
なし 1セント/分
3セント/分
RM10
RM25
RM18 RM10
RM25
1.5セント/分
4セント/分
一般人 使用時間
に比例
なし 1セント/分
3セント/分
RM10
RM25
RM24 RM10
RM25
1.5セント/分
4セント/分
注:登録料:下段はISDNの場合
注:電話料金:ダイアルアップ専用電話番号につなぐ場合、下段はISDN専用番号につなぐ場合、
注:接続料はすべて後払い方式です、下段はISDNの場合

注:電話料金は翌月請求書に基づいて別途Telekomに支払います。

英語の説明がよくわからない、金がかかってもいいから日本語で簡単に入会したい

クアラルンプール一帯で日本人向けにインターネット接続代行サービス兼日本語パソコン販売している会社がありますので、そういうところにご自分でコンタクトして下さい。Intraasia はまったく関係しておりませんし、関与しません。

上記の説明にご意見ありましたら Intraasiaまでメールください。

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その他のプロバイダー

そして規模と使用できる地域が限られている2社として:有料化に踏みきったMaxis Netと無料プロバイダーのTime Netです。
Maxisは99年に企業向けのインターネットサービスを開始し、次いで一般向けも始めました。

Maxis Netのサイト //www.maxis.net.my/を参照してください。すでに首都圏だけ出なく相当広範囲に利用できます。
Maxis Netは2001年8月初めに無料ユーザーの受付を停止し、10月から有料化しました。
さらに2000年中期からもう一つ無料プロバイダーがサービス開始しています。 TIMENetといいます www.time.net.my/ しかしその後一般向けの宣伝はまったくなくなった。

しかしMaxis Commuications はそのプロバイダー事業であるMaxis Netを2003年10月末にサービス停止すると発表しました。

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続その他のプロバイダー

マレーシアには上記のJaring とTMnet以外にも、それほど知られていませんが独自のプロバイダーがあります。ただしISPという総合プロバイダーではない。

現在TMnetもJaringも、その会員が世界各国でローミングサービスできるようになっているので、もうこういった特定のプロバイダーに加入するメリットは少ないように思えます
連絡先 VADS Sdn. Bhd. 03−7192729 又はwww.vads.com/html/ignFrame.html

もう一つはPutra Netです。
こちらは加入費RM50、年会費RM299です。こちらもJaring とTMnetに比べれば相当高いですね。その分混雑度は低いそうです。利点はK56Flexモデムを正式にサポートしています。ただアクセスポイントはずっとすくないそうです。
最近は全く宣伝してないので、現在の状況は知りません
連絡先 Putra Net 03−7045266、 www.putra.net.my
ほかにもあるかもしれないが、現在ではほとんど目にしない。

上記2つのプロバイダーに共通しますが、電話代がJaring とTMnetに比べて高くなることです。Jaring とTMnetはインターネット専用接続電話番号を全国的に持っているので、電話代が1分間1.5セントですが、上記2つは普通の市内電話代つまり1分間3セントかかります。長時間接続者にはこの差は結構大きいことになります。

NTTの100%マレーシア子会社であるNTT MSC Sdn. Bhd. がマレーシアで6番目且つ外国テレコミュニケーション会社としては初のインターネットサービスプロバイダーISP の免許を取得し、そのサービスArcnetを2000年12月から正式に開始しました(それ以前から試行サービスはしていたとのこと)

ArcNet は何でもマレーシアでアクセススピードが一番速いとの歌い文句だそうです。Arcnetは総合サービスですので、各種のサービスを提供しており、ISPN接続、ISDN接続、リースライン接続できます。詳しくはサイト//www.arc.net.my/ をご覧ください、日本語のサイトも用意されている。
例:ホームユーザー用には初期入会料金RM50で毎月RM50又は年会費RM500で使い放題のサービスなど。

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VoIP 電話サービスのプロバイダー

マレーシアでVoIP を提供している会社の例


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ブロードバンド接続、ADSL,

最大プロバイダーTMnetによる国内初のADSLサービス開始 (2001年9月末開始)

TMnetはStreamyxサービスを使用して、首都圏とペナンとジョーホーバルでDSLを開始しました。ただし交換機の能力からStreamyxサービスは首都圏でもbangsar, KLCC, Subang Jaya,TTDIなどの限定された地区で、ペナンはBayan Baru とKomtar交換機地区だけです。最初設置にかかる費用はRM125で、契約上最低1年間の使用義務があります。

2002年12月時点で、このStreamyxサービスできる交換機は国内118箇所に増えました、内クアラルンプールが最多で35箇所、スランゴール州19箇所などです。TMnetはこのADSLサービス契約者の数を2004年終わりごろの数で17万人ほどだとしています。

Streamyxサービス 2005年1月から適用
使用タイプスピードbps 毎月の料金IPアドレス追加料金
Basic 348K 512k/256k60時間までRM 44ダイナミック式1分毎1セントモデムなし
512k/256k常時接続 RM 66ダイナミック式なしモデムなし
512k/256k常時接続 RM 77ダイナミック式なしモデム付き
Basic 1 M1 M/384k常時接続 RM 88ダイナミック式なしモデムなし
Basic 1 M1 M/384k常時接続 RM 99ダイナミック式なしモデム付き
SOHO向け1Mbps, 384kbRM 418固定IP式なしモデム付き

SOHO向けにはここで紹介した以外にも5種類ほど上の段階のサービスがあります

契約時に、設置料兼サービス開始費用として RM 125 かかります。
注:Streamyxサービスの契約は最低1年間です。
参照: TMnet (URL: //isp.tm.net.my) 又は電話1-800-88-9515

ブロードバン接続に関してTM Netが答える (2005年11月初め掲載)
最大プロバイダーTM Netの提供するブロードバンドサービス Streamyx に関する間違った理解と誤情報が多いため、TM Net が代表的な質問に答えます。

質問:Streamyx は国内のどこに住んでいてもサービスを受けられるのですか?
返答:どんな場所でも受けられることにはなりません。お近くのTelekomの交換局がADSL ポートを装備しておれば、あなたの家でサービスが受けられます。

質問:私は固定電話線を引いています。Streamyx のサービスを得られますか?
返答:そのためにはTelekomからの直接電話線が必要です。さらにお近くのTelekomの交換局がADSL ポートを装備しているかも尋ねて下さい。Streamyx は電話交換装置などには適用できません。

質問:私の近所ではStreamyxサービスを受けていますので、我が家でも大丈夫ですか?
返答:電話を架線している銅線の距離がTelekomの交換局から5kmを超えないことが条件です。最適の品質を得るには、距離が3Km以内が良いでしょう。

質問:Streamyxサービスはダイアルアップよりも費用がかかりますか?
返答:平均的なユーザーであれば、ダイアルアップの費用よりも少なく済みます。しかも接続スピードが10倍以上です。

質問:Streamyx の接続スピードはいつも100% を得られますか?
返答:ブロードバンドの速度は最大限の場合ということです。銅線の質、Telekom交換局からの距離、天候、電磁界の影響、パソコンの状態、インターネットの状況、などの要因で速度は変化します。ただ接続時間の95% は最大速度の70% を得られるはずです。IMbp の接続契約であれば、700Kbpsということです。

質問:マレーシアのブロードバンド普及率は韓国、シンガポールなどに比べて低いし、且つ割高です。
返答:現在国内でのブロードバンド普及率は7.4%です。Streamyx の料金は最も安い部類に入ります。シンガポールでは毎月 1Kbps 当り US 0.023セント 払いますが、マレーシアでは毎月 1Kbps 当り US 0.021セントです

2008年3月上旬発売開始  新ブロードバンド契約 ”Streamyx Combo

(国内のプロバイダー市場で圧倒的多数を占める)TMnet は新しいブロードバンド接続契約パッケージ ”Streamyx Combo” を発売しました。 一般に家庭でのブロードバンド接続は固定電話線契約 月基本料RM26 が前提になり、そして Streamyx 契約のどれかを選びます。 しかし新Streamyx Comboでは固定電話基本料が中に含まれており一体化しています。 


プロバイダー Jaring がブロードバンドサービス開始 (2004年12月中旬)

マレーシア初のプロバイダーで、現在第2のプロバイダーで60万人の個人ニューザーを持つ Jaring がブロードバンド接続サービスをはじめました。ブロードバンドサービスは最大プロバイダーのTM Net が圧倒しており、登録者27万人とのことです。政府はブロードバンド利用者を2008年までに人口の8%に高めたいと表明しています。

現在国内でのインターネット接続者は約300万人と推定される、この30%はブロードバンド接続に移行できると、JaringのCEO. Jaringの開始したブロードバンドは無線ブロードバンドであり、現在利用できるのは、KLCCエリア、SubangJayaなどのごく限られた地域だけです。これを1月には首都圏の主要地点に広げますとのこと。

Jaring 無線ブロードバンドのパッケージ月額料金: 
ホームユーザー: ベーシックは 最高速度 512Kbps でRM 100 、スタンダードは RM 1Mbps で RM 125。
付いてくるものは SOMAポート 300、 とあらかじめ決められた電話番号、この電話を使えば国内の固定電話線の番号へは、1分間10セントでかけられるとのことです。携帯電話にかける場合は1分20セントです。
ビジネスユーザーの料金は、最高スピード 1Mbps で月額 RM290です。

Maxis がインターネットブロードバンドサービスを開始 − 2006年9月28日の新聞の記事から

(携帯電話網運営会社3社中の最大手である)Maxis がインターネット接続のブロードバンドサービスを26日から開始しました。Maxisのブロードバンドサービスの料金は、国内の寡占プロバイダーであるTMnet のそれに似ているとのことで、標準パッケージ:モデムレンタル料を含んで月 RM 68、スピードは 384kbps です。プレミアパッケージ:月 RM 98,  768kbps 。いずれも初期費用は含まず。

Maxis ブロードバンドサービスは、世界的に見てもまだあまり使われていないという、HSDPA(high speed data packet access) という技術を用いています、このサービスが提供できる地域は、大クアラルンプールの複数の地区で、来月はペナン州にもそのサービスを広げます。その後3年かけて全国に広げる予定です。
HSDPAを利用しているのは現在まだ18ヶ国の34プロバイダーに過ぎないとのことです。Maxisのブロードバンドサービスは、住宅での利用者、デスクトップユーザーを対象にします。


ブロードバンド接続

インターネットブロードバンド接続は揺籃期の段階が過ぎて、2004年には変わりつつあります。2004年末で総数は20万人に満たないという推定でした。それが徐々に増えて、インタ−ネット利用者において、ダイアルアップ方式の加入者数は2002年の260万から、370万に増えました。ブロードバンド加入者数は、2002年の19万から、2006年の中頃で 65万に増えました。 

2006年下半期の国内ブロードバンド状況  (2006年11月16日のStar新聞参照)
サービス名提供会社技術サービス地域ダウンロード速度月額 RM登録時費用
StreamyxTM NetADSL 全国の多くの
都市部
384Kbps-2Mbps
20-188
RM 163
i-NETTM NetISDNStreamy地区以外128Kbps
85
100
JaringWiredMIMOSADSL首都圏の限定地1 Mbps
79-99
75-155
Jaring WirelessMIMOS固定無線首都圏の限定地512Kbps, 1Mbps
79-99
574-645
WebbitTime Dotnet固定無線ペタリンジャヤのみ384-512Kbps
69-299
598-619
HomeNETTime Dotnet固定無線KLの限定したビル384-512Kbps
78-138
120
Maxis wired MAXISADSL首都圏の限定地512Kbps,1Mbps
80-100
188
Maxis WirelessMaxisHSDPA首都圏の限定地384Kbps-768bps
68-98
188
Nasion Com
Broadband2U
NasionCom固定無線 ペタリンジャヤ
スバンジャヤ
512Kbps
80
200
Penang FON
ETTH
Optical
Communication
光ファイバ
イーサネット
ペナンのみ2Mbps
60
120
City Broadband Seta Haruman
Technology
固定無線Cyberjayaのみ256、512Kbps
100,200
100


2010年3月時点におけるブロードバンドサービス


総合電話会社携帯電話会社携帯電話会社携帯電話会社

プロバイダー名
Time Fibre
Braodband
Telekom M
UniFi
Maxis
DiGi
Celcom
P1
WiMax
Jaring
ブローバンドの
種類
光ファイバー
光ファイバー
モバイル
ブロードバンド
モバイル
ブロードバンド
モバイル
ブロードバンド
WiMax
ケーブル
パッケージ名
10 Mbps
VIP20
12GB
Explore 16GB
Broadband
Advance
Home Pro
Flite standard
Super Promo
理論上の最高速度
50 Mbps
20 Mbps
7.2 Mbps
3.6 Mbps
3.6 Mbps
2.4 Mbps
1 Mbps
ダウンロード量制限
無制限
無制限
12GB
12GB
5GB
40GB
無制限
料金
RM 329
RM 249
RM 198
RM 158
RM 98
RM 199
RM 69









注: 1つの会社の代表的サービスだけを抜き出しています。

TMNet HotSpot (無線ブロードバンド接続がある一定の場所でできるサービスのこと)

使い方
insert your 802.11b WLAN card into the PCMCIA slot of your laptop or PDA. Install the driver of the WLAN card as specified by the WLAN card manufacturer. Then set your SSID to TMNET. だそうです。
詳しくは Hotspotのページをご覧ください

TMNetが家庭用に無線ブロードバンドキット Streamx hotspot@home を販売開始 (2005年5月)
Streamyx 512Kbps ユーザーと 1Mbpsユーザーが使用可能
DIY型のStreamx hotspot@home の場合
価格:RM 299、8月以降はRM621
梱包品:無線アクセスポイント、WiFi カード、tmnet hotospot プリペイドカード RM 19に値する、マニュアル、セット用CD、RJ‐45とRJ11ケーブル、AC電源アダプター

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プリペード式インターネット接続

インターネット接続プリペードカードについて 

インターネット接続するには、最大プロバイダーTMnet発売のプリペード式インターネット接続が最適で且つ最安です。プリペード接続のページ をご覧ください
マレーシアに2週間以上ぐらい滞在又は旅行される方でパソコン携帯の場合、インターネットにしばしば接続されたい方にお勧めなのは、Telekomが2001年末頃から発売している TMNet Prepaidカードです。このところ多少宣伝が増えましたが、まだ知名度はちょっと低目です。

一番目の利点は、Telekomの窓口で登録する必要はないので外国人を含めて居住者でなくても誰でも買えて使用できる事です。ちょうど電話の国際電話用プリペードカードと同じような意味合いです。
2番目の利点は、マレーシア最大のプロバイダーであるTMNetのインターネット接続割引電話番号が使用できる事です、つまりこの電話代は1分間1.5セントで、一般市内電話代の半額なのです。
3つ目は利点は、最初の使用時に使うスタートカードは1枚RM30なので、使いきれるし、足らなければRM 20の補充カードを買えば追加利用できる事です。尚2003年頃からHotspot と呼ばれる場所で 無線ブロードバンド接続もできる種のプリペード式カード TMNet Prepaid ONE も発売されています。こちらは1枚 RM35 です。この両種に互換性はありません、つまり取得するアカウントが違います。
4つ目の利点は、インターネットアクセスだけでなくメールアカウントも1つ付いてくることです(通常のメールですがWebメールとしても使えます)。
蛇足:筆者は迷惑・ウイルスメールの洪水から逃れるために、それまでの通常の後払い請求方式接続からプリペード式に変更しました、設定は20分ほどかかりました。

高くつくそうなローミングサービスに比べていいことづくめみたいですが、反対の点も書いておきます。まずTelekomならどのTelekomでも確実に買えるが、旅行者はTelekomを探して買わなければならない。パソコンショップでこのTMnetプリペードカードを販売している店もあるので尋ねてみるのがいいでしょう、ただ扱ってない店の方が多い。パソコンショップならどこでも販売しているなどと期待しないこと。コンビニでは売っていない。
設定はTMnetのサイトへ行って、説明に従って登録していきますので、英語の苦手な人はてこずるかもしれませんね。

尚ホテルからかける場合は、市内通話であってもホテルの設定料金が加算される可能性が非常に高いので気をつけましょう。料金をあらかじめちゃんと確認しておくように。

TMnetプリペードが2002年8月に新しくなり、同料金でインターネットアクセスできる時間が増えたのです。スタート用カードの場合、価格RM30で60時間の接続ができ、有効期間は90日です。この使用時間を使いきった後の補充カードはRM20で、接続時間は40時間、有効期間はその日から90日間です。補充用とはスタート用カードで使用しているアカウントをそのまま使う事ができるカードです。RM 50のカードもあります。時間あたりの料金は、個人が家庭ユーザーとして普通に登録した場合より割りがよくなっています。

追記:2004年1月から ”prepaid ONE card, subscribers can use it for tmnet dial-up Internet, wireless broadband, voice-over-IP and TM Net’s value added services ” という プリペードOneカードが発売されました、RM35です。上記で触れています。

その他...

マレーシアで初の衛星経由インターネット接続
(2001年11月16日の新聞記事から)

マレーシア最大のプロバイダーTMnetは、Sreamyxと呼ぶADSLサービスをこのところよく宣伝しています。それより高速大容量であるダウンロードスピード 1Mbpsの接続法があります。
それが衛星経由のインターネットアクセス法で、マレーシアでも始まろうとしています。今月からその公式サービス開始する予定であると、CentralAccess Network会社が発表しました。同社によれば、ただすでに国内でも100人・社ほどが衛星通信アクセスを香港の会社を利用してAsiaSat衛星を経由しているそうです。この衛星経由ではアップロードは通常のダイアルアップ接続になります。

CentralAccess Network会社のサービス:電話03-77221011, www.myca.net
DVB衛星インタ^ーネットPCI基盤 RM499があらかじめ必要
Skay Home servise: 毎月利用料RM150 + 衛星アンテナレンタル料月額RM99、保証金RM300
Sky Office service: 毎利用料RM298+衛星アンテナレンタル料月額RM99、保証金RM700、

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付録

ようやくブロードバンド接続の仲間入りしました

検索エンジンGoogle が無料で提供している訪問者分析サービスを今年春から利用しています。それを見ると接続方式の面で、当サイトの訪問者の9割はブロードバンドです、つまり1割弱がダイアルアップです。そのダイアルアップで10年以上も接続してきたIntraasia がついにブロードバンド接続の仲間入りしました。まあ 512Kbps のスピードですから、光ファイバー接続が一般化しているそうな日本の基準から言えば、一昔いやふた昔前の遅いスピードなのでしょう。でもダイアルアップ 56kbps、実際は46k 程度、 の鈍行から乗り換えたIntraasia にはうれしいことです。

前々から移行したいなあと考えていましたが、費用の面でずっと躊躇していました。でもダイアルアップ接続(TMnet 及びJaring) で毎月、電話代とアクセス料金の合計で平均 RM 50-60 ぐらい払っていたので、よく考えれば加入費など初期費用は余分にかかるが、Telekom のブロードバンドサービス、Streamyx, 中の最低クラスに加入すれば毎月の支払いは幾分安いくらいだと、気がつきました。そこで今月(2007年7月)Telekom へ行って申し込み、ADSLモデムルーターは自分で購入しました。

 512kbps で60時間接続 月RM 44 というサービスです。つなぎっぱなしは RM 66 と少し高いのであきらめました。尚モデムをリースするとRM 10 ぐらい高くなり、これは半年ちょっとでモデム購入代に相当するので、最初に自分で買ったほうが得ですね。尚マレーシアではインターネット接続のシェアの9割近くは Telekom が占めています。日本のように迷うほど数あるのとは違います。

Streamyx サービスには最低クラスの 314Kbps 10時間接続から、今年開始された高速な 4Mbps までいくつものクラスがあります。つなぎっぱなしでスピード 1Mbps がRM 88 なので、それ以上のクラスは最初から考慮外です。

申し込んでからほとんど毎日Telekom のサービス番号に電話して、いつつながるのだと尋ねてましたところ、ようやく9日目の7月25日にようやく接続できました。クアラルンプールの中心部の一画にあたる住所なのになせこんなに日数がかかるのか不思議でしたが、とにかくつながってやったと思いました。接続そのものの設定はちょっとてこずった程度でしたから。ネット上のスピードメーターで計ると、これまでのダイアルアップ接続の実効スピードのほぼ10倍の実効スピードを示しており、うれしいですね。光接続の方からみれば、512kbps 程度で喜ぶなと言われそうですけど、でもホームページ開設以来ずっと鈍行に乗ってきた私にはとりあえず満足ですな。つなぎっぱなしではないので、切ったり接続したりと手間はかかりますけど。

しかし、接続は一応できたけど、ftpファイル転送やメール送受信時のファイアーウオール設定など、パソコン側の設定を変更しなくてはならず、これはあまり簡単ではないですね。インターネット兼ネットワークの設定はやはり難しいなあと、あらためて思います。数日間試行錯誤してようやくできました。

Intraasiaがインターネット接続に加入したのは1996年です、まだマレーシア全体で加入者が 10万人にも全然達してないころでした。しかしブロードバンド接続は常時ユーザーとしてはかなりの遅れ組みになりました。でも国内全体からみれば、まだ全インターネット加入者の1割ちょっとですから、マレーシア世帯のブロードバンド化はかなり遅れているのが実態ですね。携帯電話でブロードバンド接続もできますが、常時使う加入者は数万人程度だそうです。

マレーシア旅行で、一時滞在でインターネット接続するには、ノートパソコン持参されれば、Starbucks のような西洋カフェでは無料で無線Lan が利用できます。高級ホテルは部屋に接続ノッドが設備されているそうですね。Telekom で無線Lan 接続用のプリペードカードを販売していますから、WiFi が使える場所で利用できるということなんでしょう。
ノートパソコンがない方は、町程度ならかならずある、インターネットカフェへいけばとりあえずインターネット閲覧はできます。Windows XP ならマルチ言語ですから、読むこと自体は問題ないはずです。 カフェといても実際はインタネットゲーム主体が大多数の店舗のありかたで、利用は1時間 RM 3前後かな。
時代の後を行く(笑)、Intraasiaのブロードバンド加入報告でした。

以上は2007年7月末に「ゲストブック」に書いたものを再録



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以下は過去の情報

TMnet のISDN -料金

1.登録代 Registration Fee (One time charge)
a. Personal RM 25.00

2. 年間利用料Annual Subscription Fee
a. Personal RM 24.00

. 使用料金Usage Charges (1525 に接続した場合)
a) Residential line
Access Fee  64k channel毎に 3 sen /min
電話代(Call Charge) 64k channel毎に  2 sen / min
注:1525でなく一般の接続ポイントへ電話すれば3sen/min になります

その他としてラインのリース代が月RM30必要