電話・携帯電話・プリペード式国際電話カードの案内と情報

項目ごとに更新日が違います、このページの最終更新は2012年4月30日です。




一般的知識

国際電話する場合、00 をつけます。日本へかけるなら 00+81 です。
電話会社は伝統的にTelekom が利用者の大多数を占めています。他にも固定電話線を持った電話会社が数社ありますが、地域限定です。在住者は電話局へパスポートのコピーを持参して申し込めます。

日本への電話のかけ方
ダイヤル直通電話:00+81(日本の国番号)+目的地の電話番号

一般電話又はほとんどの公衆電話から直接日本に電話できる、ホテルからかける場合は先に外線発信番号を押すこと。又クレジットカードを利用しても国際電話でき公衆電話機もある、その場合は電話ボックスに電話の仕方が貼ってあります。

Telekomの新割引作戦
各社が国際通話の割引を開始したことをうけてであろう、マレーシア最大の電話会社TELEKOMは、2001年遅くから国際通話の割引を期間限定で始めました。広告によれば、2002年2月末まででしたが、ずっと適用しています。

国際電話全体の値下と料金均一化

しかし上記の割引作戦は終了して、次のように変わりました。
Telekomはその主要サービスのいくつかにおいて値下を発表。国際直通電話、広帯域リースライン、広帯域インターネット接続、の分野です。国際電話新料金は2002年6月15日から適用されます。国際電話は数ヶ月前にすでに限られた国向けに値下されましたが、今回は世界中の国に適用されます。

国際直通電話
宛先国名
英国、カナダ
米国、オーストラリア
日本、タイ、香港
インドネシアなど
韓国、中国、台湾
スイス、スペインなど
ミャンマー
スリランカ
インド
南アなど
1分間当り料金RM0.90RM1.80RM2.40RM3.00RM3.50
注:これまでは繁忙時間と非繁忙時間の2段階に分れていたのですが、改定後は毎日且つ24時間同一料金適用

Home Country Directという、日本のオペレータを呼び出してコレクトコールで電話する方法があります。一般電話と多くの公衆電話で利用できる

注:割引な国際電話の方法である割安な”国際電話用プリペードカード”を使う方法を下段で説明しています

固定電話線会社つまりTelekomとの電話契約を解除する時


国内電話

日本で国内電話をかける場合とほぼ同じ、市外局番に続いて相手の電話番号を押す。料金:最初の2分間が8セントで、その後は1分毎に4セント。

固定電話線で唯一全国サービス網をもっているのが Telekom Malaysia (TM ) です。日本のNTTみたいな会社です。
そのTelekom Malaysia (TM )が2005年8月、一般情報サービス電話の番号を統合し、実施に移しました。これまで10種類ぐらいあった電話番号が下の表のように3つだけになりました。
旧番号
サービスの分類
新しい電話番号
省略 販売とサービス関係、
電話故障報告、データ異常の報告
100
カードサービス100
電報、データサービスと質問、クレジット関係100
交換手に頼る国内電話、
交換手を通じての国際電話
101
番号案内103




日本からマレーシアへ電話する

クアラルンプールの局番は03でペナンの局番は04ですが、これは電話線電話の場合です。携帯電話の局番は電話会社毎の認識番号であり、つまり012とか019ですね。
マレーシアの国番号は60ですから、日本からマレーシアにかける場合は 60 + 局番の0をはずした番号 + それぞれの番号 です
相手先が携帯電話の場合:例えば019 - 345 6789であれば 日本の国際電話利用番号 +  60 + 19 + 345 6789 です



公衆電話

Telekom とTimedotCom社などが設置している 。
電話カード専用電話機とカード・コイン共用電話機、コイン専用電話機の3種あるが、故障率が数割から5割に達するほど高いので、あきらめずに何台か試すこと。
電話カードはコンビニ、キオスク、新聞雑誌販売店などで販売している
2002年3月以降の新料金 市内通話 2分ごとに10セント。

緊急電話
警察または救急車 999、消防 994、 電話故障 100、



マレーシアで携帯電話を使う −2012年の最新事情


マレーシアでは、外国人旅行者を含めて誰でも簡単に携帯電話用SIMカード兼電話番号がプリペード式で入手でき、同時に安価な携帯電話機がごく容易に買えます。

コンピュータと携帯電話機器の分野は日進月歩の世界ですから、マレーシアでもこの分野は変化が著しいといえます。
現在では、i-Phjone に代表されるスマートフォンが携帯機種にそれなりの比重を占めるようになりました。とはいっても一般携帯電話の方がまだまだ多数派なことに変わりはありません。

スマートフォンの普及に沿って携帯電話網を使ってのネット接続が盛になりました。これとは別にパソコン利用におけるインターネット無線接続も大いに増えました。
現今では、無線接続の進歩によってパソコンとスマートフォンにおける接続の違いが小さくなってきていることは、皆さんもご存知ですね。
そこでマレーシアにおける2012年3月時点での広い意味での携帯事情を書きます。

【3大携帯電話ネットワーク会社】

携帯電話網(ネットワーク)会社は 主要3社:Maxis, Celcom, DiGi が依然として市場の多数派を形成しています。

注:Maxis のプリペード電話は Hotlink というブランド名です。Celcom は Malaysia Telekom 翼下の会社でCelcom Axiata Berhad という社名です。DiGiはノルウエーの携帯電話網企業の子会社です。

【後発の携帯電話ネットワーク会社】

加えて、独自のインフラを持たない携帯電話網会社として U-Mobil, TuneTalk などがあり、それぞれ独自の局番も持っています。

注:U Mobileは大企業 Berjayaグループ翼下の会社です。Tune Talkは AirAsia グループ翼下の会社です。

なお2011年ごろから携帯局番3桁 + 電話番号8桁制になりました。そこで新しくプリペード携帯電話番号を買うと、大抵は 11桁番号になるようですが、10桁番号もまだたくさん展示販売されています。

マレーシアでどのくらいの携帯電話利用者があるかは Intraasia の『新聞の記事から』の2012年2月12日付け記事を載せておきましょう。

【マレーシアの携帯電話事情】
(この分野で大綱方針を決め監督する機関である)マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会の公表報告によれば、2010年9月末時点における、携帯電話契約者数は 3325万人でした。(その頃の)総人口は2832万人でした。

携帯電話使用者の大多数である71.5%は保有台数が1個だけですが、2台分契約保有している携帯使用者は 23.9%を占め、3台分以上の契約保有者は4.6%になります

Intraasia 注:マレーシアで販売されている携帯電話はほとんど全てが Simロックフリーですから、携帯電話網運営会社の変更は簡単です。この記事で言及しているのは携帯電話契約者数であり、携帯電話本体の数ではありません。電話本体の数を数えるのは不可能でしょう。マレーシアの携帯電話事情の特徴は8割以上の契約はプリペード利用者です。

よって1人でいくつも契約することが可能です。規定としてプリペード番号を最初に買うときに、身分証明書またはパスポートの番号と氏名などを登録することになります、しかし実態は厳格に運用されていません。よってマレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会が全ての利用者情報をつかむのは不可能です。

プリペード番号は外国人の旅行者、労働者でも最低RM 10程度だせば簡単に登録購入できます。加えて安価な中古機市場も盛んです。数百万人の外国人労働者のほとんどが携帯電話を持っているのは、こうした背景があるからです。
以上

【どこでも手軽にトップアップできる】

どんな小さな町にも携帯電話とプリペードSIMカード販売店があります。クアラルンプールやペナン州ジョージタウンのような大都市であれば、あちこちの街角にある販売店以上に数多くあるのが、販売キオスクとも呼べる、ショッピングセンターの一角に設けたブースで商売している携帯簡易売り場です、これがまことに数多くあります。

プリペード利用者がトップアップの代金を支払う場合、コンビニでもATM機でもできますから、早朝から深夜までいつでもどこでもできます。要するに、携帯電話とプリペードSIMカードを買った後、プリペード電話使用はまことに手軽に継続できるということです。

販売されている携帯電話機では、新品の場合下はRM 100弱から上はスマートフォンの数千リンギットまで種類は豊富です。メーカーは Nokia, Samsung, SonyEricson など。

中古機市場も盛んなので、携帯販売店や携帯販売ブースによっては中古機もちゃんと並べています。ただし高級なショッピングセンターにはまずありませんが、大衆的なショッピングセンターか街の携帯販売店や携帯販売ブースなら容易に探せます。

【携帯電話機購入時に縛り期間などありません】

ところでイントラアジアは大のパソコン派なので携帯電話は電話+SMS機能だけで十分です。これまで使っていた古い携帯電話機があまりにも古くなったので、今年2012年になって新品を1台買いました。といっても旧式の小さな Nokia製携帯です。表示画面が非カラーなので、RM 100弱という安価な価格でした。電話機能とSMS機能だけを使うならこれで十分間に合います。

マレーシアの携帯電話は、iPhoneのような例外を除いてほとんど全て携帯電話網運営会社とは無関係に販売されています、つまり縛り期間というような契約はまったくありません。携帯電話機は純粋に機器だけの価格です。

【電話番号表示のSIMカードが売られている】

このようなことから、上記で述べましたように、外国人を含めて誰でも簡単に電話機を購入できます、しかもえり好みしなければ新品でも非常に安価に買えます。

携帯機を買ったら、次は携帯電話網会社を選んでプリペードSIMカードを買うことになります。携帯電話店舗では一般に電話番号を表示したSIMカードを販売していますから、番号にこだわる方はそういう番号を選らんで買うこともできますよ。

また例えば TuneTalk のように、電話番号を選べないSIMカードもあります。ちなみにIntraasia は昨年 TuneTalkに乗り換えた時、振り当てられた番号は局番+1500-XXXX というものでした。単に偶然に比較的覚えやすい番号でした。

多少長めのマレーシア旅行やマレーシアマイセカンドホームプログラムの調査兼体験時にマレーシアに半月、1ヶ月ぐらい滞在される場合、プリペード電話を購入しておけば、安価に日本と通話できますよ。そして本格的に滞在となれば、好みのちょっと高価なスマートフォンでも購入すればいいのです。

付録 【モバイルインターネット接続サービスと無線ブロードバンド接続サービスの例】
携帯電話利用者はその加入会社の接続網を利用してインターネット接続できますから、各社次々とインタネット接続サービスを打ち出し、しばしば内容を変更しています。

2012年4月掲載



携帯電話のこれまでの情報と変化

マレーシアの携帯電話網会社は2003年中頃に、Telekomがその子会社TMCellularをCelcomに吸収合併させCelcom の株式を取得した、MaxisがTimeCel (ブランド名Timdot)と合併した。DiGi の過半数株はノルウエーのTelenor社が所有し経営軒を握っている。
こうして2003年後半に3社体制に統合化されました: Maxis (012, 017)、 Telekomの翼下に入ったCelcom (013 & 019)、 DiGi ( 016) です。

この3社が似たり寄ったりのサービス(に見える)を売り物に激しく競争しています。ある社があるサービスを始めるとすぐ別の社もはじめるようにですね。詳しい内容は下記の比較表または次ぎのサイトで検討してください。
DiGI:    www.digi.com.my/     
Hotlink:  www.hotlink.com.my/   hotlink はMaxis (www.maxis.com.my/)  のプリペードサービス名です。
Celcom:  www.celcom.com.my/    

2008年ごろから既存携帯電話網会社のインフラをリースして独自の局番で携帯電話網を運営するバーチャル電話会社が出現しました
U Mobil :  局番 018-      www.u.com.my    開始パック RM 6
Tune Talk              www.tunetalk.com
Prepaid Happy : 局番 014-   www.happy.com.my

携帯電話機は全国津々浦々 小さな町規模以上の地なら誰でも簡単に入手できる。都市ならもう至るところに販売店・販売ブースがある。
各携帯電話会社は頻繁に料金やサービスを改訂・見直している、しばしば料金が変更されますので最新の料金は上記のサイトで調べて下さい。下段に表あり。

後払い方式として携帯電話会社に登録することは在住者だけができます。

旅行者が携帯電話を所有・利用するには、プリペード式だけを使用する場合に限られる。便利ではあるが、帰国時に電話機を捨てることになるので短期滞在者には高くつくことになる。旧型であればRM200ぐらいから売られてます。ただしごく安い機種は探す必要があるでしょう。

プリペード式サービスのための SIMパックは携帯電話販売店でこれまた容易に購入できる。現在プリペード式は保証金は不要であり、名前と身分証番号(パスポート番号)の登録だけなので、通信分野でたいへん伸びている。中立的な立場で業界を調査するINGFinancial Marketsの推測に寄れば、携帯電話における全利用者中プリペード式の利用者の割合は、2000年が51%、2002年が64%であろうとのこと。2004年12月時点で携帯電話の利用者数は1460万人でした。その内83%がプリペードサービスの利用者です。
ボイスメール機能、ショートメッセージサービス(SMS)、国際電話機能が付随している。
ぺリペード方式の補充金額は(トップアップ)は任意の額でかまいません。金額によって有効期間が違います



マレーシアの携帯電話機市場  −2010年3月3日の新聞の記事から

マレーシアの今年2010年の携帯電話販売数は5%ほど伸びると予想されています。 2009年は対前年比ほとんど伸びはありませんでした。ただ第4四半期は1.4%の増加でした。 調査会社のIDCの推測では、2008年の販売数は 5500万個、2009年も大体同じ数字です。

マレーシアの携帯電話利用者総数は(重複を含めて) 2009年末時点で3030万人です、これは人口に対する携帯電話普及率は106%になります。マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会の発表によれば、プリペード利用者が 2400万人、後払い登録利用者が620万人となります。

調査会社IDC Asean の調査では、マレーシアでの携帯電話販売数3大メーカーは Nokia が市場占有率 53%、 Samsung が市場占有率 18%、SonyEricson が市場占有率 11%、です。 Apple のiPhone 3Gが市場シェアを増やしつつあり、昨年3月からこれまでに9万1千個が売れたとのことです。Blackberry を発売する会社は 国内で10万にんん利用者がいると明らかにしています。

Apple のiPhoneは発売以来 Maxis が唯一の正規販売会社でしたが、今年半ばにはDiGi がiPhone 3Gを開始するので、独占がなくなります。ただ両携帯電話網会社ははiPhone 3Gにからめた販売サービスを激化するのでパッケージ価格は下がるだろうが、iPhone 3G機そのものの価格は下がらないと、業界は見ています。

Apple と Blackberryは人気ある、ただ多くの人が Google の開発したAndroid OSを載せた携帯電話 とりわけNexus One が発売されるのを待っています。Android電話は他にもLG, Samsung, Acwer 、Asur が製造します。 マレーシアではいくつかの携帯電話会社が Android電話を発売する予定だが、実際の市場にでるのは今年後半だと、IDCは見ています。 Android電話 はiPhone の半額程度のコストであろうとのことです。

( Intraasia 注:マレーシアに滞在している500万人前後はいるであろう違法合法外国人労働者も多くは携帯電話を持っているそうで、それがプリペード利用者の数をさらに増やしていますから、上記の3000万人という数字になるのでしょう。プリペード加入はまこと簡単でありいくつでも好きなだけ加入できるし、もちろん外国人旅行者でも制限なく加入できますからね。携帯電話及びその機器市場のことは詳しくありませんが、iPhone が人気を得つつあるといってもその高価さから保有層はごく限定されているはずです。マレーシアでは携帯中古市場も盛んです、上記の販売台数には当然含まれていませんね。 )


携帯電話網会社の広告と利用者数 −2004年11月−

携帯電話会社別の利用者数 (2004年6月時点)
会社名MaxisCelcom(Telekomの翼下)DiGi
プリペード含めたシェアと利用者数512万人512万人258万人

注:3つの携帯電話会社の利用数を合計すると、ちょうど国民2人に1人の割合になります。子供人口が極めて高く0才児から100才まで含めてこんな率になることは絶対に不可能ですから、相当なる複数登録者や使われてない登録者が含まれた数字ですね。

携帯電話運営会社3社のシェア 2004年
会社MaxisCelcomDiGi
シェア41%37%22%


携帯電話の世代別特徴
デジタルシステム2G2.5G2.75G3G
マレーシアでの呼び方GSMGPRSEDGEWCDMA
音声+
サービススピード
data 9.6kbpsdata 64 kbpsdata 115 kbps data 384 kbps
ビデオなど

第3世代つまり3Gサービスを開始:5月にCelcomで、次いで7月にMAXISが開始します。

2005年5月

携帯電話網 3社の比較表 2006年10月

携帯電話はどの社も後払い方式とプリペード方式を提供しています。サービス内容と全体料金の違いに基づいて、それぞれ数種類の商品を出しており、頻繁に変更追加しています。下記に書き出したのは、その内のプリペードサービスですが、すでに古くなった情報です


携帯電話網会社別通話料一覧  -単位: 1分あたりの RM -
携帯電話網会社
DiGi
MAXIS
Celcom
加入開始セット名
その価格
Beyond
8.50
Total Plan
8.80
Easy Plan
6.00
X-Pay Mid
20.00
通話料金
特別
0.15
ピーク時間帯 : 0.20
非ピーク時間 : 0.10
なし
0.15
国内通話



  • 自分の地域
0.38
0.49
0.50
0.45
  • 隣接地域
0.38
1.20
0.50
1.40
  • その他の地域
0.38
1.20
1.50
2.60
GPRS
(別の開始セット)
0.10/10kb ピーク時間帯: 0.10/10kb
非ピーク時間: 0.05/10kb
Xpax の場合
0.01/10kb
SMS(メール通信)
  • 特別
0.01
0.01
なし
0.01
  • On-net
0.07
0.07
0.07
0.10/0.02
  • Off-net
0.15
0.15
0.07
0.20
  • 国際
0.15
0.20
0.20
0.50

以上2006年10月掲載



国際直通電話(IDDと呼ぶ)料金の説明 −すべて2005年10月後半の時点でのデータです−

Telekom Malaysia


携帯電話網会社 MAXIS ( 012 & 017)


Hotlink's Travellers Pack 30日間有効 というのがある。


携帯電話網会社 Celcom ( 016)


携帯電話網会社 DiGi ( 013 & 019)

2005年6月25日掲載


国際電話用プリペードカード


低料金制国際電話用プリペードカード競争激化

一般家庭、ホテルの電話、一部の公衆電話、携帯電話などからかけられるインターネットプロトコル利用で低料金制を売り物にしたプリペード電話カードが出現し始めたのは2000年ごろでしょうか、それが2001年には多分10社を超えてその種のカードが発行されるようになり、店で入手する事が極めて容易になりました。さらに外国人労働者の集まる街には、割引国際電話ブースの店も出現している。もちろん日本へもかけられるので、旅行者も利用できる。
割引国際電話カード市場はいまや乱戦状態といってもいいでしょう。それほど各種の電話カードが発行されています。まともにTelekomを利用して電話するのがばからしいくらいです。(2002年1月末記)

次ぎに2002年1月末に出現した2種の低料金国際電話広告を再録しておきます

新しい割引き国際電話SaveIDDの広告から

電話のかけ方例:クレジットカード番号 1234 1234 1234 1234 ; 暗証番号: 7777 、通話先Sydney, Australia の 02-8888 3333 の場合

  1. Toll Free 番号 1800 18 6388 をかけて、言語選択に英語1を選ぶ(2はマレーシア語、3は華語)
  2. 次いで 1234 1234 1234 1234 7777# 00 61 2 8888 3333 #

詳しくは電話03-2713 3083 又はURL:www.saveidd.com で確かめてください。用紙はホームページ又は参加銀行 CitiBank, Maybank, Eon Bank, Hong Leong Bankのカウンターにもあります。

(Intraasia注:インターネット利用したテレフォンカードの販売は盛んで、何社もがそれぞれ額面価格種種販売しています。この広告はクレジットカード利用という新種の割引ですね、サイトを見たら日本へは、1分間RM0.88携帯に限って RM1.30だと表示されています)

Telekomの電話カード広告から

iTalk 国際電話プリペードカードでは新レートが2004年5月17日から適用されます。国際電話の最低料金は毎分15セントです。
米国への電話: 毎分15セント、日本、シンガポールへの電話: 毎分25セント、 インドネシアへの電話 毎分55セント
iTALKカードは全国の電話局、携帯電話店、文具店、ガソリンスタンドなどでお求めできます、種類はRM30, RM60, RM100の3種。詳しくは無料電話 1-800-882883へどうぞ。www.telekom.com.my

Intraasia注:数年前まで、携帯電話を除いてマレーシアの電話網を独占していたTelekomの国際電話料金は誠に高かった、日本へ1分間RM3.3、夜間でもRM2.9という暴利でした。携帯電話会社の国際電話は大してこれに影響を与えなかったが、低料金を売り物に出現してきたのがインターネット利用の電話で、数数の社がこの種のプリペードカードを発行するようになっった。最大の利用者はマレーシアの100万人をはるかに越える外国人労働者でしょう。故国へ電話するためです。
日本への料金も次第に下がり、去年あたりは1分間RM1を切るようになった。外国人労働者のたむろする街には彼ら目当ての国産電話ブースが目立つようになったのも去年です。そこで出現してきたのが、上記の広告のような電話法であり、Telekomもそのプリペード国際電話カードをぐっと値下してきたのです。おかげで日本への電話がタイへの電話代の半額なんてことになった

2002年8月の割安国際電話広告から

Nasion Call Homeであなたの世界通話を最大限に使って下さい。
日本への通話料金:1分当り40セント、その他40セントの料金適用は、シンガポール、オーストラリア、ドイツ、香港、台湾、米国など向けです。いずれも24時間、毎日同料金です。
国内電話はペナン、ケダー、ペラ、ジョーホール州への場合、ピーク時間35セント/分、非ピーク時間 30セント/分
詳しくは電話 03-29386688, 04-3803933, 07-3869795,  ホームページ www.nasioncom.com.my


FlexiCall という国際兼国内電話プリペードカード

市内電話を除く国内料金 RM0.34/分、日本向け RM0.43/ 分 2003年9月の料金
問い合わせ03-89917090、www.flexicall.com.my

2004年7月15日までの3ヶ月間、TIME Kontakt プリペードカードはたいへんお得な国際電話料金を提供しています。次ぎの10カ国あてに最低1分間10セントからの料金です。公衆電話、携帯電話、通常電話のどれからも利用できます。カードの価格はRM20, RM30, RM50, RM100 の4種類です。 www.time.com.my
日本への1分間通話料 : 通常電話の場合 RM 0.20 、携帯電話の場合 RM 0.80


VOIP 式のプリペード割引国際・国内市外通話カード の最新料金 −2005年6月後半の時点−

この通話カードを一般にCallign カード、またはIDD Calling カードと呼びます。固定電話、携帯電話、及び一部の公衆電話から利用できます。カードを物理的に使用するのではなく、カードに載っているシリアル番号と削って出てくる暗証番号を、各電話機から入力することで、通話が可能になります。
たくさんの会社がそれぞれ独自に名前をつけて販売・発行しており、以下に4種紹介するのは、その内大手といえる会社の一部例です。街の電話ショップ、セブンイレブン、などで手軽に買えます。

プロバイダーJaring 発売の Flexicall Prepaid

Telekom Malaysia 発売の iTalk calling card

TimeTIME dotCom 発売の TIMEKontact

DiGiが発売する chatz IDD/STD calling card 

2005年6月26日掲載


参考:ゲストブックの書き込みから再録

ドコモからTMTouchにSMSの送信方法 投稿者:爽健美茶  投稿日:2002年12月 5日

NTTドコモの携帯(PCのメーラでも可)からマレーシアの携帯TMTouch(013)や012にSMSの送信方法とTMTouchからドコモなどに送信する方法を教えてください。SMSを送受信するためにドコモに買い替えしましたが双方向ともに送受信できません。


返答: ドコモからTMTouchにSMSの送信方法 投稿者:SMS  投稿日:2002年12月 5日 &15日

GSM携帯の"SMS"とドコモの「ショートメッセージ」はまったくの別物なので、互換性はありません。残念ながら「SMSを送受信するためにドコモに買い替え」たのには意味がなかったといわざるを得ません。
ただ、Maxis(012)やCelcom(019)はSMSを使って電子メールを送受信することができますので、これを使えばやり取りは可能です。
Maxis宛の場合: 012*******@sms.maxis.net.my に送信。
Celcom宛の場合: 019*******@sms.celcom.com.my に送信。
DiGi宛の場合: 016*******@iod.digi.net.my 宛に送信。(要申込)

電子メールが使えれば、日本の携帯電話からでも送れます。ただし、DiGiの場合は受信者が事前にInformation On Demandサービスを申し込んである必要があります。
TMTouchは電子メール機能があるのかどうか知りません。なければ、日本の携帯電話とのやりとりはできません。
なお、12月20日にJ-Phoneが開始する予定の第3世代携帯電話サービスは、GSM互換のSMSができるようになるようです


Intraasia注:2005年時点におけるこの情報の変化または確認をご存知の方は、伝言板に書きこんでください。



短中期滞在で携帯電話、インターネット接続するためのアドバイス 

在住・中長期滞在用ページ の「パソコンを使う」 に詳しく載せていますが、ここでも少し解説しておきましょう。在住でなく中短期に滞在する場合、労働許可証、学生許可証などがなければ、電話線と後払い式携帯電話は当然申し込めません(他人の名義を借りればそれは別ですが)。そこで携帯電話のプリペード式が一番向いているでしょう。プリペードは誰でも買えますからね。価格の例は本日の「新聞の記事から」に載せましたのでご覧ください。携帯電話は最低価格RM150ぐらいから売られています、品質はもちろん知りませんよ。

インターネット接続するには、最大プロバイダーTMnet発売のプリペード式インターネット接続が最適で且つ最安です。プリペードなので外国人でももちろん買えます。メールアカウンともちゃんとついていますよ。ただし設定はすべて自分でします。日本のプロバイダーのローミングサービスよりはるかに安いはずです。なぜならプロバイダーTMnetのインターネット専用電話接続が使用できるからです。この電話代は1分間1.5セントで、一般市内電話代の半額なのです。
尚ホテルからかける場合は、ホテルの設定料金が加算される可能性が多いので気をつけましょう。料金をあらかじめちゃんと確認しておくように。

2002年12月5日追記