クアラトレンガヌ のバスターミナルと州内交通情報


行き方と長中距離バスターミナル

クアラルンプールのPutraバスターミナルから各社のバス便がある。朝9時か10時ごろ発と夜行便です。中にはクアンタンのバスターミナルに寄りるバスもあります。乗車時間約9時間弱、料金RM 29.70 (2005年5月値上がり後の運賃)。2005年5月時点で、Transnasional は午前中に5、6本運行している。
ジョーホールバルからもバス便はあります。さらに東海岸側の主要都市間、つまりコタバルとクアンタン間にも中距離バスがあるので、それらを使えばクアラトレンガヌに到達するは容易です。コタバル行きの例:8時半から17時半まで5本、運賃 RM 9.1

クアラトレンガヌからの長距離バス便が発車するのは、市内の中心部にあって河口の終わりにごく近い場所にあるExpress Busステーションからです。このバス広場のある通りは、王宮Istana Maziah(下左の写真)近くのフェリー・渡し船乗り場と中央郵便局のある通りと同じで、そこから徒歩5分ほど離れている。クアラルンプール行きなら9時半か10時発の日中便と、夜行バスです。
その他の州へ行く長距離バス:、Johor Bahru、Ipohなど

近距離バスターミナル

州内各地へのバスと郊外行きバスとミニバスはすべて、中心部にある立派な屋根付きバスターミナルから発着します(下左写真)。ただし行き先などの表示はバスのフロントガラスに表示されている程度で、バスターミナルには全く案内がでてない。初めての町、村へ行くためには、近郊バス会社の切符売り場か運転手に尋ねるしかない。

バスターミナルの2階はちょっとしたマーケットで、バティック布、仕立て屋、民芸品、靴屋などの店が何十と入居している。1階は屋内式屋台であるホーカーセンターと各社の切符販売ブースが並んでいる。また荷物1時預かり所もある(早朝から夜まで)。
尚これら2つのバスターミナルは徒歩で7、8分ほど離れている。

 

かつてクアラルンプールを縦横無尽に走行していたミニバスが市内近郊を結ぶバスとして使われています(上右の写真)。クアラルンプール時代と違って交通法規無視の神風走行ではなく、車掌のいないワンマン走行に変わっています。

タクシーステーション

バスターミナル背後の対面にタクシー集合所(ステーション)がある。下の2枚の写真でおわかりのように、道路に面し且つ目立つので簡単にわかります。行き先によって1台いくらとすべて規定運賃です。つまり乗客が4人集まれば4分の1となる。 例:空港まで1台RM20

  

ごく少ないながらもマレー女性のバイク乗り光景(右写真に示した)は最近になって現れたものと思われます。少なくとも4、5年前に全く見かけたことはありませんでした。

ルダン島へのフェリー発着波止場

上で紹介したフェリー・渡し船乗り場の写真が下左です。切符売り場の案内に寄れば、現在午前と午後に各1往復の船便がルダン島との間を航行しています。下右の写真は、このフェリー乗り場に続く広場から河口の対岸を撮った写真です。ここに写っている村への訪問記は”州都クアラトレンガヌ”ページにあります。

 

2003年10月7日掲載

ケニール湖 Tasik Kenyir

クアラトレンガヌのバスターミナルからケニール湖湖畔まで直行するバス便はありません。この点で自由旅行者にはケニール湖は不便な地と言えます。クアラトレンガヌで申し込んだ旅行代理店のバンなどが送迎するツアーに参加するか、クアラルンプールからのケニール湖行き夜行バスの利用というかたちが普通でしょう。

Kenir湖 に一番近い町はトレンガヌ州のKuala Berang で、クアラトレンガヌからの乗合バスはそこまで走っています。しかし湖までのバス便はありませんし、徒歩で到達できるような距離では全くありません。 要するにタクシーかシロタクということになります。
尚あまり関係ないですが、将来Guamusang ― KualaBerang 道路ができるそうです。

ケニール湖の南はタマンヌガラに隣接しています、というよりケニール湖がタマンヌガラに入り込んでいるのです、よってケニール湖南端から直接タマンヌガラの北端にボートで入れます。タマンヌガラへの入園許可証は境界地のTanjung Mentong で取れるそうです。これはケニール湖訪問の際にタマンヌガラに入るという形になりますね。

2005年7月掲載