州都シャーラム Sah Alam


シャーラムへの行き方

クアラルンプールのクランバスターミナル前の道路 Sultan Mohamed通りに設けたバス発着場からシャーラム行きが発着している。この場所は高架電車LRTのPaser Seni駅の駅前ともいえます。 Rapid Kl  のU80 番バス以外にも Metoroバス会社も運行しているはずです。
シャーラムのバス発着主要地である PKNSビルまでは40分前後はかかる(交通事情次第)。2010年時点での運賃は RM 3.0 でしょう。

U 80 バスはシャーラムのPKNSビルを過ぎて UiTM 大学方面へ行く (現在も農業公園近くを通りすぎて行くかは、確認していません)。
クアラルンプールに戻るにはPKNSビルにあるBank Simpanan銀行前にあるバス停から乗るのがわかりやすい。尚ミニバスが何種類か走っているが、どれもシャーラム内だけの運行またはKelang行きです。

マレーシア農業公園 Taman Pertanian(別項目としてあります)

行き方
上記のバスに乗り、シャーラムの農業公園付近で下車。農業公園はシャーラムの外れなのでクアラルンプールから1時間弱はかかる。

バスは農業公園近くを通りすぎて行くだけなので、道路指示にTaman Pertanianと出ている所を曲がった時点で下車。わかりにくいので車掌に頼んでおくこと。農業公園へはそのバス停から路なりに緩い上り坂を上り、やがてTaman Pertanianと書いた門を通り過ぎ、そのすぐ後、New Klan Valleyハイウエーをまたぐ橋を渡り、さらにそこから5分以上歩いてようやく入場口のあるメイン建物に着きます。バス停から徒歩15分はかかる。
タクシーはまず見つからないので、帰りもバス停まで歩くことになる。

公園の概観
1986年に開園した農業公園は1295ヘクタールもの広さです。自然を傷つけない自然公園としての面にレクリエーション適要素を加えた公園なので、園内に飲食施設やミニ動物園もある。

開園時間: 午前9時から午後4時半まで、入場料はRM2。電話: 03-5506922/3
園内はたいへん広いので歩きだけで回るのは相当たいへん。そこで無料園内バスが1路線だけ運行しています。30分ほどに1回。また貸し自転車が2軒ある。公園本部をでてすぐ左手に見えます。最初の1時間RM3、新型自転車はRM5、そのあとは毎時間RM1。


博物館とモスクへは上記のバスに乗り PKNSビル前で下車。

州立博物館 Muzium Sultan Alam Shah


青い屋根をもつ伝統的スランゴール州建築の大きな建物です。PKNSビルからは手前のシャーラム州庁ビルが邪魔して見えないので、ビルの正面に向かって立ち、ビルの左側面を走る道路 Persiaran Perbandaran通りをUMNO Selangorと大きく書かれたビルに向かって歩く。5分ほどで左手に博物館が見える。博物館の左隣にあるビルは図書館。

開館時間:毎日9時半から17時半まで。金曜日は9時半から12時15分までと14時45分から17時半まで。入場無料。

1階と地下1,2階が展示場。スランゴール州の歴史、スルタン家の歴史など資料と写真と実物の展示、さらにスランゴール州の文化の紹介など内容は豊富。国立博物館より展示は多い。地下1階にあるマレー人の埋葬方法のレプリカなど珍しい展示もある。博物館員が至るところで監視しているが、専門的知識が不足していて、詳しい事を聞いても答えられないのが残念。

州立モスク Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque


博物館の裏側にモスクへ通じる小道がある。池を渡ってすぐの所にあるモスクの小さな裏口から入れる。PKNSビルから直接行く場合は自動車路を通って正面から入ってもいいが大回りになる。

モスク建物内の訪問許可時間:月曜から木曜日まで 10時から12時と14時から16時。金曜日は訪問許可時間なし。土曜日曜と祭日は10時から12時と14時から16時と17時から18時。訪問カウンターで名前を記入して建物内に入る。

PKNSビル (Kompleks PKNS)

シャーラムの商業の中心地。各種の商店、レストラン、銀行がテナント入居している。

市中心部に新バスターミナル

長年このPKNSビル前がある種のバス発着場化して利用されてきました。そこでシャーラム市庁は新しいバスターミナル  Hentian Pusat Bandar を建設し、2006年2月後半から利用開始する予定です。
PKNSから1Kmほど離れた、Maybank の裏、Wisma MBSAとGrand Bluewave Hotel の対面になります。


99年11月初掲載、最後の一部更新は2010年2月


スランゴール州観光案内所 DETC


Visit Selangor2000年 にちなんで99年末に出来上がった、州政府出資企業が運営する観光者向け施設。正式名をDarul Ehasan Tourist Centre と言い、池を見下ろす位置にあり、Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah 大モスクはその池を挟んだ対岸になる(下右の写真)。
PKNSビルからHoloday Innホテル方向に歩いて数分でWisam MPSAに着く、DETCはちょうどこの裏側になる。観光案内所の斜め前の広場をDataran Shah Alamといい(下左の写真)、5月までは毎週末夜催し物が開催されます。



下左の写真に示した観光案内所DETCの建物内部は、各種の州内観光案内パンフを入手できるほか、マレーシアの手工芸品、バティックなどを展示販売しており、キオスクもある(下右の写真)。さらに独自のシャーラム地域のツアーを催行しているが、シャーラム宿泊で且つ多人数グループでないとこれ参加するのは難しい。



スランゴール州観光案内DETCの電話:03-5536266、E-mail: detc@tm.net.my

2000年3月12日掲載