BATU CAVES バトゥ洞窟への交通とその洞穴探検

行き方

クアラルンプールのセントラルマーケット近くのバス乗り場 (セントラルマーケットに隣接した道路にある忙しい乗り場とは別の場所である Jalan Tun H.S.Lee ) から出るRapid KLBusの番号11Dが、バトゥ洞窟の目の前を通る。乗車時間薬40分から50分、運賃RM 2.00、
セントラルマーケットに近いMedanPasarから発着する Rapid KLバス69番 もバトゥ洞窟前を通る便です。

帰り便もバトゥ洞窟の目の前にある屋根付きバス停から乗ればよい。いずれにしろバス運行時間表などないので気長に待つしかない。このバス停はミニバスも停車するが、このミニバスは高架電車PUTRALine駅にも立ち寄るので、クアラルンプール方向への帰りは高架電車にしたい人はどうぞ。ただし大回りになる。
バス降りたら歩道を歩いて、ヒンズー寺院の入り口門をくぐれば、そこがバトゥ洞窟の境内です。

KTM Komuter電車の Sentul からBatu Cavesまでの区間延長工事が完成して2010年7月末にオープンしました。従って Batu Caves −Pelabuhan Klang 路線に乗れば、クアラルンプール市内からBatu Caves まで直行できる。Batu Caves駅はピカピカの新駅であり、バトゥ洞窟・ヒンヅー教寺院敷地にほとんど隣接しており、いわば裏口から敷地内に入ることになる。
詳しくは クアラルンプールの交通機関案内編項目の『近郊電車 KTM Komuter』 ページをご覧ください。

注意:Batu洞窟全体 及びタイプサムの説明は 「マレーシアの祝祭日とカレンダー」 内にある ”ヒンヅー教祭りタイプサンの風景から”の項目をご覧ください。

 

同じ敷地内にあるのは、タミール語小学校です。敷地内には、10数軒ほどの飲食店、土産物屋があるので、飲食はできる。もちろん公衆トイレもある。
2002年12月初め掲載

2000年代中頃に施設が大幅に向上した

バトゥ洞窟に高さ42メートルの像が完成 (2006年1月28日の新聞の記事から)
(クアラルンプール郊外の有名なバトゥ洞窟は、マレーシアインド人コミュニティーのいわば聖地で Sri Subramaniar寺院があります)その洞窟内につながる石段脇に建設中であった Murugan神の像が完成しました。3年以上かかったRM2500万の像はマレーシアのヒンヅー教像のなかで最高の42.7メートルの高さです。今年のタイプサムは2月11日になりますので、その前に完成したわけです。


上記のMurugan神の像が完成を契機に バトゥ洞窟及びSri Subramaniar寺院敷地内は観光施設面及びいくつかの敷地内建物が大きく向上・改善されました。敷地内を8年半ぶりぐらいに訪れたイントラアジアはその変化に驚きました。以下に掲げる写真は全て 2011年8月末に撮ったものです。

  

                  一番よく知られた洞窟内に登る階段とその前に立つMurugan神の像 

  

  左写真の右側の建物に飲食施設と土産物屋が入居しています。右写真は階段の向かって左側にあるSri Subramaniar寺院

  

  左写真は敷地内の左隅にあるヒンヅー教施設、KTMコミューター駅はこの左側にある。右は敷地内から入り口を写した写真。

  

 左は外の道路から入り口と敷地内を写した写真。右写真は敷地に沿って走る小さな道路沿いに並ぶ、ヒンヅー教教徒に献花を売る店

2011年8月28日掲載


洞窟ツアー

バトゥ洞窟に隣接した一部分であるDark Caveにおいて、洞窟探検コースが開かれています。このコースを主催するのは、自然保護団体のMalaysia Nature Society です。このDarkCaveは1970年代に観光地として開かれていたのですが、洞窟内のエコシステムが荒廃したため、スランゴール州政府は公開を1981年に中止しました。その後Malaysia Nature Society がこの洞窟の環境を守る任務を受け、一般公開はしてきませんでした。

2001年になってNGO団体のMalaysia Nature Society は、部分的一般公開することになったのです。環境保護のためあくまでも限られた公開です。

バトゥ洞窟 訪問ツアーのパンフレットから紹介
通常の洞窟案内ツアー:1時間半、一人当りRM 35、 朝9時と夕4時半実施、1日前に予約要 
アドベンチャーツアーはRM 50で3時間かかる。 
電話問い合わせ:019-6159705 , 03-22879422

探検コースの性格上、MNSが探検できる参加者かどうかをあらかじめ決めます。この理由に、小さな洞窟穴は身体の大きな人は通りぬけられないこともあります。

2002年7月