マレーシアホームステイ(マレーカンポン滞在)プログラム


マレーシアホームステイ(マレーカンポン滞在)は、一般家庭による心暖かい友好的な持てなしで、カンポン(村の意)の独特な生活スタイルに触れる機会を提供します。
これは本当のマレー風生活を適度な値段で経験する機会でもあります。

ここに掲げたすべてのカンポン家庭は、文化・芸術・観光省の定めた”マレーシアホームステイ”プログラムの基準に合致しております。
以上は、98年2月付け文化・芸術・観光省の発行する小冊子、の前書きから筆者翻訳。

ひとこと

東南アジアはどこでも、都会と田舎の違いははなはだ大きいものです。筆者の持論は、ごく簡単に言いますと、東南アジア各国は互いの違いよりも一国内の都市と田舎の違いの方が大きいのではないか、というものです。

さてマレーシアではどうでしょうか。都会から遠く離れた田舎とはいえ外国人ツーリストの多いリゾートや離島の海岸は別にして、地図でしか知ることのない地方の村での滞在は、ほとんどの外国人、いやマレーシアの都会育ちでも、全くといっていいほど経験したことがないでしょう。親しい友人、知人がカンポン出身でそこに招かれるなんて機会がないかぎり、そういう所で泊る機会はないでしょう。

そこで、一般人にも低料金でカンポン滞在の機会を提供するマレーシアホームステイに関する、文化・芸術・観光省が発行する小冊子を入手しましたので、そこから書き出してみます。
「こういうパンフレットはめったに入手できませんね。」という筆者の言葉に、マレーシア観光振興協会の役人はいみじくもこう述べました。「 あまり利益にならないので、旅行会社・エージェントは積極的に宣伝しないのですよ。」

なるほどね。そこで旅行者・外国人がホームステイ先をさがすのに便利なように、上記の最新小冊子 98年版から書き出して下の表にしました。2005年末一部を追加しました。

HOMESTAY PROGRAMME 1998年プラス2005年
州名
項目
項目内容
Pahang州 
Coordinator
Tuan Haji Sahariman Hamdan
総受け入れ世帯数 70
Address
Leisure Homestay, Kampung Ketam1
Kerdau, 28010 Temerloh
Tel
09-2846616 / 010-9865070
E-mail
sbham@pc.jaring.my
kampung Tekah, Taman Negara
Coordinator
En Mustafa
Address
National Park & Wild Life Office
Kuala Tahan, 27020 Jerantut  Darul Makmur
Tel
09-2661122 / 2664152
Fax
09-2664110






Coordinator
Haji Sahariman
Address
Kampung Desa Murni, 28010 Kerdau, Temerloh


09-2846610,     www.okako.com



Kedah州
Coordinator
Chairman
総受け入れ世帯数 40
Address
JKKK Kampung Raga
06900 Yan
Tel
04-4655405(Umar Abu), 04-4656391(Jamaludin)
Tel
04-4655439(Hj.Tahir)
Tubu
Address
Pejabat LKIM Kedah, Lot 552 Jalan Kuala Kedah
06600 Kuala Kedah
Tel 
04-7623566
Fax
04-7623637



RELAU

Coordinator
En. Abdul Razak

Address
Kampung Relau, Bandar Baru Kedah
Tel
04-5825858   www.homestayrelau.cjb.net
Johor州
Department of Tourism Johor
総受け入れ世帯数 20
Address
The Fort, JKR 475 Bukit Timbalan
80503 Johor Bharu
Tel
07-2234935
Fax
07-2237554
Coordinator
Department fo Agriculture
Address
Jalan Taruka, Larkin
80350 Johoar Bharu
Tel
07-235506
Fax
07-2355513
Selangor州
Coordinator
SRT Travel & Tours Sdn Bhd
総受け入れ世帯数 30
Address
No.23, Jalan SS5B /4, Kelana Jaya
47301 Petaling Jaya
Tel
03-7740825
E-mail
srt17@pc.jaring.my
Coordinator
Kotani Resort Travel & Tours Sdn. Bhd.
Address
Wisma Tani, Jalan Sultan Salahuddin
50624 Kuala Lumpur
Tel
03-2939029 / 2988224
E-mail
kotani@tm.net.my
Coordinator
Tuan Haji Salaman Wagiman
Address
JKKK, Kampung Ulu Chuchuh
43590 Sungai Pelek
Tel
03-31412188 /



Negri Sembilan 州
PELEGONG
Coordinator
En. Badrul Hisham
Address
Kampung Pelegong, Nilai 71900
06-7911044



Pinang州 
Coordinator
Unit PN. Pulau Aman, PNK Seberang Prai
総受け入れ世帯数 25
Address
PNK Seberang Prai, 10B, Lorong Prai Jaya 6
Bandar Prai Jaya, 13700 Prai
Tel
04-3979796/3979800
E-mail
mrs@tm.net.my
Terengganu州
Coordinator
Encik Wan Ismail Suhaimi / Wan Onmar
総受け入れ世帯数 15
Address
Pegawai Daerah , Pejabat Daerah Dungun
23000 Dungun
Tel
09-8441616
Fax
09-8444594
Melaka州
Coordinator
Cinta Sayang Travel and Tours Sdn. Bhd.
総受け入れ世帯数 50
Address
79-1C wisma Tatt Khaisa, Jalan Raja Abdullah
Kg. Bharu  50300  Kuala Lumpur
Tel
03-2914525 /4575
Fax
03-2914393
Sarawak州
Coordinator
Lembaga kemajuan Ikan Malaysia
総受け入れ世帯数 30
Address
Tingkat 2, Bangunan Bank Negara
PO Box 2201, Jalan Satok 93744 Kuching
Tel
082-245481
Fax
082-256871


筆者注: 予約するには目的地の各世話役または連絡先に御自分で連絡し、滞在先の家庭をアレンジしてもらうわけです。尚目的地の村までは自分で足を確保しなければなりません。電話だけで要領よく折衝できるか、慣れない外国人が目的地に首尾よく到着できるか、いささか疑問なところですね。
いずれにしろ日本から交渉すると、けっこう大変なことが予想されます。


97年11月5日記、2005年12月末更新


あるホームステイ村(kampung)を訪ねる


ホームステイする場合、旅行代理店を使わずに自分で相手先に連絡して、その地まで自分で行くこともできます。しかし明日行きたいからと急に連絡しても普通はだめです。ホステルではなくあくまでも一般民家ですから、相手の都度などをよく確認して了承を得てからでなければなりません。

ですから代理店は、普通最低1週間前の予約は必要だとか、グループなら1ヶ月前の予約だとかいいます。またホームステーの場所は当然ながら田舎ですので、交通の面で不便です。バス便が近くまであっても、バス停から降りて相当歩くとか、バス便が少ないとかですから、代理店に斡旋を頼めば送り迎えの料金が含まれることになるはずです。

それでも自分ですべてをなさりたい方のために上記にリストを掲載しておきましたね。

10月中旬のある日、筆者はヌグリスンビラン州首相の、州内の数か所の村でホームステーを奨励しておりこれまで日本人の滞在者100人を受け入れた、という発言記事を新聞で見て、筆者は試しに出かけました。尚この部落は上記のリストには載っていません。

場所はNegri Sembilan 州のLabu群にある Pelegong部落です。スレンバンからNila行きのCity Linerバスで20分ほどで、この部落のある地域Batu 8に着きます。筆者はLabuまで最初行き、そこで部落の場所を地元の人に尋ね、またバスで少し戻ったのです。

部落名を言っても地元の人しか知らないでしょうから、Batu 8を目印に降りるのです。バス停の前は華人の小学校です。そこにはKampung Pelegongを含めていくつかの部落の存在を示す看板が立てあります(左下写真)。田舎道をてくてくと歩いていくと、マレー鉄道の線路下をくぐることになりさらにどんどん行くと、南北高速道の下をくぐる地下道になります。そこに大きく Selamat Datang ke Kampung Pelegonと書かれています(中の写真)。



それをくぐってさらに5分以上を歩くとこの部落に到着(右上の写真)、バス停から徒歩20分ぐらいでしょう。こうして部落に着いたものの、どの家へ行けばよいかわかりませんから、とりあえず軒先で庭の手入れをしていた村人に部落長の家の場所を尋ね、連れていってもらいました。もちろんそんな標識は出ていません。

部落長のMr. Pilus Mohd Sidek (左写真)に要件を告げ、しばらくおしゃべりしました。
97年に州政府奨励のこのホームステープログラムに参加していらい、数回ステイ団体を受け入れてきた、ほとんど日本人の団体でした、今年も12月末に日本から学生の団体がやってくる、ということです。

これまで滞在した日本人団体の写真を見ると、栃木県の青年団体とかヒッポクラブというようなのがありました、どうやら、州政府がなかに入り、日本の旅行社経由で部落に日本の団体を年1回ほど呼んでいるようです。これでは普通の旅行者が気軽にホムステイはできませんね。部落長と話していても、個人旅行者にホームステイしたいという希望があることが、理解できないようでした。村の人達にこういう旅行スタイルを理解してもらうのは、難しいですね。

とにかくこの部落でホームステーに登録しているのは20家族ですとのこと、部落民200人ほどの小さなのんびりとした部落ですが(左下写真)、僻地ということではまったくないですね。家々の庭にランブタンの木があり、なっている実を採って食べないかと差し出してくれます(下の2枚)、道には山羊がうろつき、バイクが通りすぎるぐらいで静かな村です。こういう田舎の民家で数日を過ごしてみるのもまたいい経験でしょうね。



このように、ここはふらりとマレーシアを旅する旅行者が個人で泊るにはちょっと不向きなホームステー部落ですが、それでもあらかじめ予約しておけばできます。念のために連絡先を書いておきます、
部落長の家の電話:06−7911341、英語はあまり通じない

99年10月30日