2002年のラマダンバザール(Ramadan Bazaar)の風景

場所:Masjid India通りとLorong Tuank Abdul Rahman路地界隈


昨年もラマダン時の街頭市場バザールの風景を写真に撮って別ページで掲載しましたが、今年も同じように写真を撮ってきましたので、ここに載せて、皆さんにもラマダンバザールの雰囲気をちょっぴり味わっていただきたいと思います。
写真を撮ったのは、アラルンプールの古くからの中心街でインディアン通りとして知られた(実際はインド人とマレーの混合)Masjid India通りとそれに隣接した狭いLorong Tuank Abdul Rahmanです。特にLorong Tuank Abdul Rahman路地は両側にびっしりと屋台が並びます。

  
衣料品はラマダンバザールで最も目につく品物の一つです。右の写真はマレーふちなし帽子songkok を品定めしているマレー女性です。

  
ラマダン時に最も好まれる食物の一つであるというナツメヤシkurma をうっている様子が右の写真です。左写真はそれを含めて他の食品類も置いてあります。

  
左写真の手前にはクトゥパットketupat (もち米の1種を椰子の葉で包んだ白っぽい三角形状)のような伝統マレー食が写っています。右写真の布地は多分トゥドゥンの材料でしょう、それを眺めているマレー女性です。2人とも頭をすっぽり覆うムスリムスカーフであるトゥドゥン姿ですね。

    
マレーシア人、特にマレー人の大好きなジーンズ売り屋は屋台街にはつきものです。左写真は1着RM25とでていますね。中の写真はマレー女性衣装のBaju kurungバジュクルンやBaju kebayaバジュクバヤを売る屋台です。右写真では狭い通りに屋台が並んでいる様子がお分かりでしょう。

  
両写真に見られるような形で屋台がでます。日除けと雨除けを兼ねてどこもテント張りです。

  
左の写真は歩道上のAyamPercik 売り屋です。右の写真がAyamPercitですが、買った場所は左の写真を撮った所とは違う場所の屋台でした。この大きさでたったRM1.50m、たいへん美味しかったのでまた買いに行こうかなと思っています。

  
バザールのある通りに来るのは何もムスリムだけではなく、数は少ないが非ムスリムも見かけます。左写真はナツメヤシ屋台脇をたまたま通りかかった非ムスリム女性です。右写真はKuihお菓子類です。Kuihを売っている屋台は、通常10種類ぐらいこういった菓子類を並べてあり、よりどりみどり3個でRM1です。

2002年11月24日掲載


ラマダン(断食)月にちなんだ豆知識

キーワード:Balik Kampung
ラマダン月が終ればムスリムの待ち望むハリラヤプアサです。そこで多くのムスリムは親兄弟姉妹といっしょにその祝いを共有するために帰郷します。今年のハリラヤは偶然に学校年度末休暇時期中ですが、そうでない時は1週間ほど学校休みになります。こうして単身又は家族揃って故郷に帰ることをBalik Kampung というのです。Kampung (田舎・村)だからといって必ずしも故郷が村である必要はありません、要するに帰郷ということです。非ムスリムの中にもこのハリラヤ休暇を利用して帰郷したり旅行したりする人が大勢います。

キーワード:Duit Raya
ラマダン月が終る予定の来月6日か7日の祝祭を通称ハリラヤまたはハリラヤプアサ、正式にはHari Raya Aidilfitri と呼びます。このハリラヤ時にはムスリムはBalik Kampung (帰郷)して、家族といっしょに祝うのが普通です。その時に大人たちが自分たちの子供や親戚の子供たち、さらには近所の子供たちにあげる祝祭祝いのお小遣いを duit Raya と呼びます。ハリラヤはイスラム歴の新しい月の始まりですが、イスラム歴新年の始まりではありませんので、いわゆるお年玉とは違います。しかし一般に緑の小袋に入れて手渡されるduit Rayaはお年玉に似た意味合いを持っていますね。尚ムスリムにはイスラム歴新年にお年玉を配る習慣はありません。