富山駅前のとんかつの店 たっちゃんが閉店

皆さんこんにちは 獨標の寺田です。

さて先日当会の者が出張で富山に行った際、剣から下山時には必ずよっていた富山駅
駅前のとんかつ店「たっちゃん」に行ったところ、なんと店仕舞いしていたとのこ
と。店頭には閉店を知らせる地元の新聞記事が張り出されていた。インターネットで
調べたところ以下の記事がヒットしたので紹介します。

私も2回しか行ったことがありませんが、なんとも寂しい話です。

登山愛好家の連絡ノート保管へ

“北アルプス山の会富山連絡所”として全国の登山愛好家たちに親しまれてきた富山
市桜町二丁目のとんかつ店「たっちゃん」が二十一日、閉店する。店を訪れた登山グ
ループが三十年にわたり書きつづった「連絡ノート」約二百六十冊は、立山町千寿ケ
原の文部科学省登山研修所(坂元譲二所長)で保管されることが決まった。店主の坂
本龍郎さん(61)は「山好きの心のきずなをはぐくんだ大切なノート。引き受け手
が見つかり安心した」と喜んでいる。

連絡ノートは昭和四十六年に甲南大学山岳部OBから「山仲間との連絡用に」と頼ま
れ、JR富山駅前が再開発される前の雑居ビルにあった店に置いたのが始まり。情報
は全国の登山グループに口コミで広がり、北海道から沖縄まで四十七都道府県すべて
にある登山グループがノートを置いた。

ノートには登山の感動や苦労のほか、実体験に基づく山岳情報、救助されたことへの
感謝、先輩や後輩、同輩に送るエールなど山を愛する人々の飾らない思いがびっしり
と書き込まれている。遭難した山男の遺族がノートのコピーを求めて訪れたこともあ
る。

一緒に店を切り盛りしてきた妻の幸子さん(56)が体調を崩して入院し、「山の人
たちには申し訳ないけど店を閉めることにした」と坂本さん。昭和四十年に開店した
ときから「六十歳で一区切りつける」と決めていた。

年に一度書き込むことが連絡ノート保管の条件だった。店が突然なくなっては戸惑う
登山愛好家もいるだろうと、保管先を探していた。今春から登山研修所に着任し、店
にも通っていた坂元所長が引き取りを申し出た。

登山研修所は「たっちゃん」と同様、大学生や一般の登山家が集う。坂本さんは「三
十年かけて育てた娘を嫁に出すような気持ち。これまで通り末永くかわいがってもら
える嫁ぎ先が決まりほっとした」と胸をなでおろしている。

坂元所長は「図書館か談話室に保管コーナーを設けて、自由に閲覧できるようにした
い」と話す。二十一日は、坂本さんと旧知のなじみ客らが登山の打ち上げ会を開くの
を最後に店を閉める。

2001年10月18日 北日本新聞

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